「NordVPNの評判や口コミが気になるけれど、本当に信頼できるサービスなのかな?」「遅いという声も聞くし、実際のところはどうなんだろう…」と、様々な情報から利用をためらっている方もいるかもしれません。
VPNという言葉は聞いたことがあっても、そもそもNordVPNとはどこの国のサービスで、セキュリティ上の危険性はないのか、といった基本的な疑問も浮かびます。また、海外で日本の動画を観たり、逆に日本からアマゾンプライムの海外コンテンツにアクセスしたりするための具体的な使い方や、気になる値段、料金プランについても知りたいところです。
特に、1ヶ月だけのお試しは可能なのか、便利な無料版は存在するのか、そして万が一の際の解約方法は複雑ではないか、など、契約前に解消しておきたい不安は多いはずです。
この記事では、そうしたあなたの疑問や不安を一つひとつ丁寧に解消していきます。NordVPNに関するあらゆる情報を網羅的に分析し、納得して判断できるよう、できるだけ分かりやすく解説します。
- NordVPNの総合的な評判や口コミ
- 「遅い」という声やセキュリティの危険性
- 料金プランや使い方、簡単な解約方法
- 海外での活用法や利用時の注意点
NordVPNの評判・口コミと遅いという声

- NordVPNとはどこの国のサービスか
- そもそもVPNに潜む危険性とは?
- 海外からでも問題なく利用できるか
- 接続が遅いという評価は本当なのか
- アマゾンプライムの視聴は可能か
NordVPNとはどこの国のサービスか
NordVPNは、中米のパナマ共和国に拠点を置く「Nord Security」という企業によって開発・運営されているVPNサービスです。一見すると、なぜパナマなのか疑問に思うかもしれませんが、この拠点選びこそがNordVPNの信頼性を支える最も重要な戦略的決定と言えます。
パナマという国には、政府が企業に対してユーザーの通信記録や活動履歴といったデータを強制的に保存・保持させる法律、いわゆる「データ保持法」が存在しません。さらに、アメリカやイギリス、カナダなどが加盟する国際的な情報共有の枠組み(ファイブ・アイズ、ナイン・アイズ、フォーティーン・アイズといった監視同盟)の加盟国でもありません。
このため、NordVPNは他国政府からユーザーデータの提出を法的に強制されることがない、非常に強力な法的保護下にあります。この「安全な法管轄区域」という土台があるからこそ、同社が掲げる「ノーログポリシー(利用者の活動ログを一切記録・保存しない方針)」が単なる約束事ではなく、法的に裏付けられた信頼性の高いものとなるのです。
言ってしまえば、このパナマという拠点の選択が、プライバシーを最優先するユーザーにとっての大きな安心材料となり、数あるVPNサービスの中からNordVPNが選ばれる強力な理由の一つになっています。
そもそもVPNに潜む危険性とは?

VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上の通信を暗号化し、安全なトンネルを作ることでプライバシーを保護する非常に有用なツールです。しかし、全てのVPNが安全というわけではなく、特に信頼性の低いサービスにはいくつかの危険性が潜んでいます。
信頼性の低いVPNがもたらすリスク
多くの無料VPNサービスは、収益を上げるためにユーザーの閲覧履歴や接続情報といった活動ログを記録し、広告業者などの第三者に販売することがあります。これはプライバシー保護というVPN本来の目的とは正反対の行為です。また、サービス自体のセキュリティが甘く、ハッカーの攻撃対象となって個人情報が外部に漏洩するリスクも考えられます。中には、VPNアプリ自体にマルウェアが仕込まれている悪質なケースも報告されています。
NordVPNはどのように危険性を回避しているか
NordVPNは、これらの危険性に対して包括的な対策を講じています。
まず、前述の通り、パナマという法管轄区域と、独立監査法人Deloitteによって繰り返し検証された厳格な「ノーログポリシー」により、ユーザーの活動が記録されないことを保証しています。仮にサーバーが押収されるような事態が発生しても、そこには個人を特定できるようなログデータが存在しないのです。
技術的な面では、軍事レベルとも評される「AES-256」という極めて強力な暗号化技術を採用しています。これにより、万が一通信が傍受されても、内容を解読することは事実上不可能です。
さらに、VPN接続が予期せず切断された場合に、自動でインターネット接続を遮断する「キルスイッチ機能」も搭載しています。これは、VPNが切れた一瞬の隙に、実際のIPアドレスが漏れてしまうといった事態を防ぐための重要な安全装置です。
2018年にフィンランドのデータセンターで発生した侵害事件を教訓に、現在は全てのサーバーをRAM(揮発性メモリ)のみで動作させています。これは、サーバーの電源が落ちると全てのデータが自動的に消去される仕組みであり、物理的にデータを保存できないようにすることで、セキュリティを一層強固なものにしています。
これらのことから、信頼できるVPNを選ぶことが安全利用の鍵であり、NordVPNはその点で非常に高い水準の対策を実装しているサービスと言えます。
海外からでも問題なく利用できるか

NordVPNは海外でのインターネット利用において、非常に強力な味方になります。海外滞在中に日本のサービスを利用したり、逆に日本から海外限定のコンテンツにアクセスしたりする際に、その真価を発揮します。
これを可能にしているのは、NordVPNが世界111カ国以上に7,400台以上(2025年時点)という、業界最大級のサーバーネットワークを構築しているためです。利用者はこれらのサーバーに接続することで、あたかもその国にいるかのようにインターネットにアクセスできます。この仕組みが、地理的な制限、いわゆる「ジオブロック」を回避する鍵となります。
例えば、海外に出張や旅行、留学している際に、TVerやU-NEXT、Hulu Japanといった日本の動画配信サービスを視聴したくても、通常はアクセスがブロックされてしまいます。しかし、NordVPNを使って日本のサーバーに接続すれば、この制限を回避し、日本にいる時と同じように番組を楽しむことが可能です。
逆に、日本から海外のサービスを利用する際にも有効です。アメリカのNetflixでしか配信されていない映画やドラマを観たり、イギリスのBBC iPlayerを視聴したりすることもできます。
いずれにしても、NordVPNの広範なサーバーネットワークは、国境を越えたインターネット利用の自由度を格段に高めてくれる強力なツールです。
以下にユーザーの代表的な口コミをいくつか紹介します。
もともとは、セキュリティー向上の為に使用を始めたが、他のVPNサービスに比べて1契約で複数のクライアントで使用できるので1台分で見ると安価。また、ファイル共有などの付加サービスはもともと複数のクライアントが存在しないと意味が無いので、基本的な契約で使用できるようになっているのは、個人で使用するには便利。 接続スピードに関しても、自プロバイダーで接続するより、VPNで接続する方が早いサイトが多い。
出典:Googleクチコミ
安全性び高いのは当たり前ノーログポリシーもいい。そしてなにより一番いいところはサーバーの多さ。繋がりやすさと通信速度がVPN使ってるという事を忘れる速さ。
出典:Googleクチコミ
約2年使用しています。2年パックの料金がとても安いこと、そして何より安心安全性が高いことが良いです。更新するつもりです。
出典:Googleクチコミ
フリーWi-Fiに接続して、どこでもインターネットを利用できる時代になっていますけど、フリーWi-Fiに繋ぐことはリスクがある行為なんです。そんな時に役に立つのがVPN。中でもNordVPNは、ほぼスピードを落とさずに仕事ができます。
おのだ/Onoda【YouTube登録者 48.2万人】出典:NordVPN公式
パソコンでVPNの速度テストを実施したところ、通信速度が1Gbpsを超えることもありました。10G回線+LANケーブル接続と、通信環境が良い状況下というのもありますが、VPNサーバー経由でこれだけの通信速度が出ることには素直に驚きました!VPN経由でも快適に通信できるのが良いですね。
スマサポチャンネル【YouTube登録者 57万人】出典:NordVPN公式
接続が遅いという評価は本当なのか

「NordVPNは遅い」という評価は、半分は正しく、半分は誤解であると言えます。結論から言うと、NordVPNは業界トップクラスの通信速度を誇りますが、特定の条件下では速度が低下する可能性があるということです。
NordVPNの速度の核となっているのが、独自に開発された「NordLynx」というVPNプロトコルです。これは、新しい技術であるWireGuardをベースにしており、従来のプロトコル(OpenVPNなど)と比較して非常に軽量で高速な通信を実現します。独立系のテスト機関であるAV-TEST GmbHの調査でも、NordVPNは市場で最速のVPNであると評価されており、多くのユーザーレビューでも「VPN未使用時と遜色ない速度」という声が見られます。
では、なぜ「遅い」という評判が生まれるのでしょうか。主な理由はいくつか考えられます。
一つ目は、接続するサーバーとの物理的な距離です。例えば、日本から遠く離れたブラジルのサーバーに接続すれば、データが往復する距離が長くなるため、どうしても遅延(ラグ)が発生しやすくなります。
二つ目は、サーバーの混雑具合です。特定の国のサーバーに多くのユーザーが同時に接続していると、回線が混み合って速度が低下することがあります。特に、夜間や週末などのピークタイムにはこの現象が起きやすいです。
三つ目は、ユーザー自身のインターネット環境です。元々の回線速度が遅かったり、Wi-Fiの電波が不安定だったりすれば、VPNを使っても速度は改善しません。
もし、NordVPNを使っていて「遅い」と感じた場合は、いくつかの対処法を試す価値があります。まず、アプリの設定でVPNプロトコルが「NordLynx」になっているか確認してください。次に、一度接続を切り、同じ国内の別のサーバーに接続し直してみましょう。アプリでは各サーバーの負荷率も確認できるため、より空いているサーバーを選ぶのが効果的です。地理的に近いサーバーを選ぶことも、速度を改善する上で基本的な対策となります。
このように、速度低下には明確な理由があり、その多くは適切な設定やサーバー選びによって解決可能です。NordVPNのポテンシャルを最大限に引き出せば、4K動画のストリーミングやオンラインゲームでも快適な通信環境を維持できるでしょう。
アマゾンプライムの視聴は可能か

NordVPNを利用してAmazonプライム・ビデオを視聴することは可能です。しかし、時としていくつかのトラブルシューティングが必要になる場合があります。
その理由は、AmazonがNetflixなどと同様に、VPNサービスからのアクセスを積極的に検知し、ブロックする対策を講じているためです。Amazonは、ユーザーが契約している国(請求先住所が登録されている国)のコンテンツライブラリにのみアクセスすることを許可しており、VPNを使った地域制限の回避を規約で制限しています。このため、既知のVPNサーバーのIPアドレスは、Amazonのブラックリストに登録されていることが多いのです。
もし、NordVPNに接続してもAmazonプライム・ビデオが視聴できない場合、以下の手順を試してみてください。
サーバーを切り替える
これが最も基本的かつ効果的な解決策です。接続しようとしている国(例:アメリカ)の中には、NordVPNが多数のサーバーを設置しています。一つ目のサーバーでブロックされても、別のサーバーに切り替えることで、まだブロックされていないIPアドレスに接続できる可能性があります。根気よく複数のサーバーを試すことが重要です。
ブラウザのキャッシュとCookieを消去する
ウェブブラウザは、過去のアクセス情報や位置情報をキャッシュとして保存しています。この古い情報が原因で、VPNに接続していても実際の居住地がAmazon側に伝わってしまい、ブロックの原因となることがあります。一度、ブラウザの設定からキャッシュとCookieを完全に消去し、ブラウザを再起動してから再度アクセスしてみてください。
シークレット(プライベート)モードを利用する
ブラウザのシークレットモードやプライベートウィンドウでAmazonプライム・ビデオにアクセスするのも有効な手段です。このモードではキャッシュやCookieが保存されないため、クリーンな状態で接続を試みることができます。
NordVPNのサポートに問い合わせる
上記の方法を全て試しても解決しない場合は、NordVPNのカスタマーサポートに連絡することをお勧めします。サポートは24時間365日対応しており、ライブチャットで問い合わせれば、現在どのサーバーがAmazonプライム・ビデオで機能しているか、といった最新情報を教えてくれることがあります。
これらの手順を踏むことで、多くの場合において視聴問題は解決します。少々の手間はかかるかもしれませんが、NordVPNを使えば海外のAmazonプライム限定コンテンツを楽しむことは十分に可能です。
NordVPNの評判や口コミから見る値段と使い方

- 料金プランや1ヶ月の値段を比較
- お試しできる無料版は存在する?
- 初心者でも簡単なアプリの使い方
- 簡単な解約方法と返金手順は?
料金プランや1ヶ月の値段を比較

NordVPNの料金体系は、契約期間と機能の範囲によって決まります。結論から言うと、長期契約を結ぶほど月額あたりの値段は非常に安くなりますが、1ヶ月だけの短期契約は割高な設定になっています。これは、長期的な利用者を優遇する多くのサブスクリプションサービスに共通する価格戦略です。
NordVPNには、主に3つのプランがあります。
- スタンダードプラン: コアとなるVPNサービス機能(高速接続、セキュリティ機能、マルウェア対策など)が全て含まれます。
- プラスプラン: スタンダードプランの内容に加え、パスワード管理ツール「NordPass」と、データ侵害をスキャンする機能が追加されます。
- コンプリートプラン: プラスプランの内容に加えて、1TBの暗号化されたクラウドストレージ「NordLocker」が利用できます。
これらのプランを、3つの契約期間(1ヶ月、1年、2年)から選んで契約します。以下は、2025年6月時点での料金の目安をまとめた表です。
契約期間 | スタンダードプラン(月額換算) | プラスプラン(月額換算) | コンプリートプラン(月額換算) |
---|---|---|---|
2年プラン | 約440円 | 約570円 | 約700円 |
1年プラン | 約650円 | 約780円 | 約910円 |
1ヶ月プラン | 約1,690円 | 約1,820円 | 約1,950円 |
※上記は為替レートやキャンペーンによって変動します。公式サイトでの確認を推奨します。
この表から明らかなように、2年プランを選択すると、1ヶ月プランと比較して月々の負担を大幅に抑えることができます。このため、継続的にVPNを利用する予定がある方にとっては、長期プランが最もコストパフォーマンスの高い選択肢となります。
一方で、1ヶ月プランは約1,690円からと高価なため、短期の海外出張や旅行のためだけに利用したい場合には、少し躊躇するかもしれません。
支払い方法については、主要なクレジットカード(Visa, MasterCardなど)、PayPal、Google Pay、Amazon Pay、LINE Payといった一般的な決済手段に加え、プライバシーを重視するユーザー向けにビットコインなどの暗号通貨による支払いにも対応しています。
最後に注意点として、長期プランの魅力的な初回料金は、契約更新時に通常の年間料金(割引なし)に移行し、価格が大幅に上がることがあります。契約を自動更新する設定にしている場合は、更新時期と料金を事前に確認しておくことが大切です。
お試しできる無料版は存在する?

NordVPNに、機能が制限されたり、期間が限定されたりする公式の「無料版」や「無料トライアルプラン」は存在しません。しかし、全てのプランに「30日間の返金保証」が付帯しており、これが実質的なお試し期間として機能します。
この仕組みを正しく理解しておくことが重要です。無料トライアルは、一切支払いをせずにサービスを試せる制度ですが、NordVPNの返金保証は、まず最初に希望するプランの料金を支払い、契約する必要があります。そして、利用開始から30日以内にサービスに満足できなかった場合、カスタマーサポートに連絡をすれば、支払った料金が全額返金されるという流れになります。
言ってしまえば、「リスクフリーのお試し期間」と考えるのが最も近いでしょう。ユーザーは30日間、有料プランと全く同じ機能を、データ通信量や速度の制限なく全て試すことができます。その上で、速度に不満があったり、利用したいサービスで使えなかったり、あるいは単純に不要になったりした場合でも、理由を問わず返金を要求する権利が保証されています。
この制度があるため、ユーザーは「高いお金を払って契約したのに、自分の環境ではうまく動かなかった」という失敗を心配することなく、安心してサービスを導入できます。特にVPNサービスは、利用する国や個人のインターネット環境によってパフォーマンスが左右されることがあるため、このような返金保証は非常に良心的な制度と言えます。
もしNordVPNを試してみたいと考えているなら、まずは最もリスクの低い1ヶ月プランに申し込み、30日間の返金保証を活用して、ご自身の環境で性能をテストしてみるのが賢明な方法でしょう。
初心者でも簡単なアプリの使い方

NordVPNは、高機能でありながら、その使い方は非常に直感的で分かりやすく設計されており、VPNを初めて利用する初心者の方でも迷うことなく操作できます。複雑な設定はほとんど必要なく、数クリックで安全な接続を開始できます。
利用開始までの大まかな流れは以下の通りです。
- プランの選択とアカウント作成: NordVPNの公式サイトにアクセスし、希望の料金プランと契約期間を選びます。メールアドレスを入力し、支払い情報を登録してアカウントを作成します。
- アプリのダウンロードとインストール: アカウント作成後、利用したいデバイス(Windows、Mac、iPhone、Androidなど)に対応したアプリを公式サイトからダウンロードし、インストールします。
- ログイン: インストールしたアプリを起動し、作成したアカウント情報(メールアドレスとパスワード)でログインします。
ログイン後の使い方も比較的シンプルです。
クイック接続
アプリを起動すると、地図と国リストが表示されます。最も簡単な方法は、画面に表示されている「クイック接続」ボタンをクリック(またはタップ)することです。これを押すだけで、アルゴリズムがあなたの現在地から最も近くて最適な(最も高速な)サーバーを自動的に選択し、接続してくれます。日常的にVPNを利用する際は、ほとんどこの操作だけで十分です。
サーバーの手動選択
特定の国のサーバーに接続したい場合は、2つの方法があります。一つは、画面の世界地図から目的の国をクリックする方法。もう一つは、左側の国リストからスクロールして国名を選択する方法です。国名をクリックすると、その国内にある利用可能なサーバーに接続されます。
その他の便利な機能
アプリの設定画面からは、より高度な機能も簡単に有効にできます。例えば、前述した「キルスイッチ」や、悪意のあるサイトや広告をブロックする「脅威対策」機能なども、スイッチをオンにするだけで利用を開始できます。
このように、NordVPNのアプリは専門的な知識がないユーザーでも簡単に扱えるように工夫されています。もし接続で何かわからないことがあっても、公式サイトには日本語の詳しいガイドが用意されており、24時間対応のカスタマーサポートもあるため、安心して利用を開始できます。
簡単な解約方法と返金手順は?

NordVPNのサブスクリプションを停止したい場合、「自動更新のキャンセル(解約)」と「30日間返金保証の申請」は、それぞれ別の手続きが必要になる点に注意が必要です。どちらの手順も比較的簡単ですが、購入した場所によって窓口が異なる場合があるため、その点を理解しておくことが大切です。
自動更新のキャンセル(解約)手順
これは、次回の契約期間の料金が請求されないようにするための手続きです。
- NordVPNの公式サイトにアクセスし、ご自身の「Nord Account」にログインします。
- 左側のメニューから「請求」のタブをクリックします。
- 表示される手順に従って自動更新をオフ(キャンセル)に設定します。
この手続きを完了すれば、現在の契約期間が終了した後に料金が請求されることはありません。
30日間返金保証の申請手順
契約から30日以内に全額返金を希望する場合は、カスタマーサポートに直接連絡する必要があります。
最も迅速な方法は、公式サイトの右下にあるチャットアイコンから「ライブチャット」を利用することです。メール(support@nordvpn.com)での連絡も可能ですが、ライブチャットの方がリアルタイムで対応してもらえます。
チャット担当者に、30日間返金保証を利用して返金を希望する旨を伝えます。簡単な理由を尋ねられることがありますが、「サービスが不要になった」と伝えればスムーズに手続きが進みます。承認されると、通常5~10営業日ほどで支払いに利用したカード会社などを通じて返金が行われます。
プラットフォーム別の注意点
ここで最も重要なのが、どこでNordVPNを購入したかという点です。
- Apple App Store経由で購入した場合: iPhoneやiPad、Macのアプリ内から契約した場合、返金手続きはNordVPNではなく、Appleのサポートに直接申請する必要があります。これはAppleのプラットフォームポリシーによるもので、NordVPN側では返金処理ができません。
- Google Playストア経由で購入した場合: Androidアプリから契約した場合、NordVPNのサポート経由、または購入から48時間以内であればGoogle Playアカウントからも返金を要求できます。
- 公式サイト以外(Amazonなど)で購入した場合: それぞれの販売元の返金ポリシーに従う必要があります。
以上の点を踏まえ、ご自身の状況に合わせて適切な手順で手続きを行ってください。
総括:NordVPNの評判と口コミ
記事のポイントをまとめます。
- NordVPNはプライバシー保護に非常に有利なパナマを拠点としている
- 独立監査機関によって検証済みの厳格なノーログポリシーを採用
- 通信速度は独自プロトコルNordLynxにより業界トップクラスの性能
- 接続が遅いと感じた場合はサーバーやプロトコルの変更が有効な対策となる
- 海外からTVerやU-NEXTなど日本の動画サービスへのアクセスが可能
- Amazonプライムの視聴はサーバーを切り替えるなどの対策で対応できる
- 信頼性の低い無料VPNには個人情報漏洩などの危険性が伴う
- NordVPNはAES-256ビット暗号化でユーザーの通信を強力に保護
- 2年などの長期契約プランはコストパフォーマンスが非常に高い
- 1ヶ月プランは短期利用には便利だが料金は割高に設定されている
- 公式な無料お試し版はなく30日間の返金保証がその代わりとなる
- アプリの使い方は直感的でVPN初心者でも簡単に操作できる
- 解約(自動更新の停止)と返金申請はそれぞれ別の手続きが必要
- 購入元(App Storeなど)によって返金の申請窓口が異なる点に注意
- 総合的に見て速度・セキュリティ・機能のバランスが取れたおすすめのVPNサービス



