「ニュージーランドの主食って何だろう?」「海外の食事、特にご飯や料理がまずいって聞くけど本当?」そんな疑問や不安を抱えていませんか。ニュージーランドへの観光やホームステイを計画している方にとって、現地の食生活は大きな関心事でしょう。
ニュージーランドの主食はジャガイモが中心ですが、なぜそうなったのか、その背景には英国から持ち込まれた小麦や、近年普及した米の存在が絡んでいます。この国の食卓は、ただシンプルなだけではありません。国民食のパイのような有名な食べ物から、先住民マオリの伝統料理、世界的に評価の高いお酒や飲み物まで、その内容は驚くほど多彩です。
この記事では、現地の食事マナーや日本との食文化の違いと習慣にも触れながら、奥深いニュージーランド文化の一端を担う食の魅力に迫ります。
- ニュージーランドの主食の歴史と現状
- 絶対に食べたい有名な料理や伝統料理
- 「食事がまずい」という噂の真相と食文化
- ホームステイや観光で役立つ食事マナー
ニュージーランドの主食やご飯の特徴とは

- じゃがいもが主食なのはなぜか
- パン文化の小麦とアジア由来の米
- ニュージーランド料理の定番とは
- 有名な食べ物かつ国民食のパイ
- 先住民マオリの伝統料理とハンギ
- 食文化に欠かせないお酒と飲み物
じゃがいもが主食なのはなぜか

ニュージーランドの食卓を語る上で、ジャガイモは欠かすことのできない存在です。多くの家庭で主食として愛されていますが、なぜこれほどまでに浸透したのでしょうか。
その答えは、18世紀後半にヨーロッパからの入植者が持ち込んだことに始まります。当時、先住民マオリの主食はクマラ(サツマイモ)でしたが、ジャガイモはクマラよりも冷涼な気候での栽培が容易で、かつ収穫量が格段に多かったのです。この生産性の高さから、ジャガイモはマオリ社会にも驚くべき速さで普及し、食糧の安定供給に大きく貢献しました。
現代のニュージーランドにおいても、ジャガイモの重要性は変わりません。日曜日のごちそうであるロースト料理に添えられるローストポテト、クリーミーなマッシュポテト、そして国民食フィッシュ・アンド・チップスに不可欠なチップス(フライドポテト)など、あらゆる料理でその姿を見ることができます。ジャガイモは、ニュージーランドの食の歴史と現代の食卓をつなぐ、まさに主役級の食材と言えるでしょう。
豆知識:マオリの伝統主食「クマラ」
ジャガイモが普及する以前、マオリの最も重要な主食はポリネシアから持ち込まれたクマラでした。彼らは独自の栽培技術や「ルア・クマラ」と呼ばれる地下貯蔵庫を発展させ、厳しい気候に適応させました。現在でもクマラはニュージーランドを象徴する野菜として、ローストやスープなどで親しまれています。
パン文化の小麦とアジア由来の米

ジャガイモと並んで現代のニュージーランドの食卓を支えているのが、小麦から作られるパンと、近年存在感を増している米です。
パン食文化は、英国系移民によって持ち込まれ、ニュージーランド社会全体に深く根付きました。植民地時代、きめ細かく精白された白いパンは富裕層の象徴とされ、栄養価の高い茶色いパンは敬遠される傾向にありました。しかし、第二次世界大戦後にヨーロッパ大陸からの移民が増えると、彼らが持ち込んだ多様なパン文化の影響で、全粒粉パンやライ麦パンが健康的な選択肢として見直されるようになります。今日ではスーパーに多種多様なパンが並び、個人の好みや健康志向に合わせて選ぶのが一般的です。
一方、米は伝統的にニュージーランドの食生活では主流ではありませんでした。しかし、20世紀後半からのアジア系移民の増加や、寿司やタイカレーといったアジア料理の人気拡大に伴い、急速に家庭に浸透します。今では様々な品種の米がスーパーで手軽に購入できるようになり、食卓の選択肢を広げる重要な食材となっています。
現代の主食における優先度
2020年のロックダウン時、スーパーの棚から真っ先に消えたのはパスタ、小麦粉、パン、そしてジャガイモでした。この事実は、現代のニュージーランド家庭における日常的な主食の優先順位を示しており、伝統的なクマラやかぼちゃは、それらに次ぐ選択肢と見なされていることがうかがえます。
項目 | クマラ (サツマイモ) | ジャガイモ | 小麦 (パン) | 米 |
---|---|---|---|---|
起源 | ポリネシア原産 (13-14世紀に導入) | 南米原産 (18世紀後半に導入) | 中東原産 (19世紀に導入) | アジア原産 (20世紀後半に普及) |
役割 | マオリの伝統的な最重要主食 | 生産性の高さからクマラを代替し普及 | 英国系移民の主食として定着 | アジア系移民の増加に伴い普及 |
現代の位置づけ | 象徴的な野菜だが、日常的な主食の座はジャガイモに移行 | 最も一般的で多様な調理法で消費される主食 | ジャガイモと並ぶ最も一般的な主食 | アジア料理を中心に一般化し、食の多様性を象徴 |
ニュージーランド料理の定番とは

ニュージーランドの食文化は、英国の伝統と豊かな自然の恵み、そして多文化主義が融合して形成されました。ここでは、ニュージーランドを訪れたらぜひ味わいたい定番料理をご紹介します。
国民食の二大巨頭
まず外せないのが、英国由来のフィッシュ・アンド・チップスとミートパイです。フィッシュ・アンド・チップスは、揚げたての白身魚とポテトのシンプルな組み合わせで、ビーチで食べるのがキウイ流。ミートパイは、ガソリンスタンドからベーカリーまでどこでも手に入る、まさに国民のソウルフードです。
家庭の味の象徴
日曜日のディナーの主役といえば、ローストラムです。世界最高品質と名高いニュージーランド産ラム肉を、ハーブと共にオーブンでじっくり焼き上げた一品で、家族団らんの象徴的な料理といえます。
愛されるデザート
デザートの女王は、メレンゲを焼き上げたケーキに生クリームとフルーツを飾ったパブロバです。クリスマスなどのお祝いには欠かせません。また、バニラアイスにカリカリのキャラメル粒が入ったホーキーポーキー・アイスクリームは、子どもから大人まで誰もが愛する、ニュージーランド発祥の懐かしい味です。
有名な食べ物かつ国民食のパイ

ニュージーランドの食文化を最も手軽に体験できるのが、国民食であるパイです。日本の菓子パンや惣菜パンのような感覚で、人々の生活に深く溶け込んでいます。
このパイは、片手で持てるサイズが一般的で、ランチや軽食として気軽に食べられています。中身は、牛ひき肉を煮込んだ「ミンチ」や、角切り牛肉とチーズが入った「ステーキ&チーズ」が王道。しかし、そのバリエーションは非常に豊かで、ラム肉や鶏肉はもちろんのこと、近年ではインドのバターチキンやタイのグリーンカレーといった、移民文化に影響されたエスニック風味のパイも人気を集めています。
ニュージーランドでは、毎年最高のパイを決める「パイ・アワード」が開催されるほど、パイに対する情熱は並々ならぬものがあります。ベーカリーやカフェ、スーパーマーケット、ガソリンスタンドの売店など、国中の至る所で販売されており、店ごとに個性的な味を楽しむことができます。ニュージーランドを訪れた際は、ぜひお気に入りのパイを見つけてみてください。
パイ選びのヒント
初めてで迷ったら、まずは王道の「ステーキ&チーズ」を試してみるのがおすすめです。また、地元の人が列を作っているベーカリーは、美味しいパイに出会える可能性が高いでしょう。
先住民マオリの伝統料理とハンギ

ニュージーランドの食文化の深層に触れるには、先住民マオリの伝統料理を理解することが不可欠です。それらは単なる食事ではなく、マオリの精神性や共同体との繋がりを象徴する「魂の味」と言えます。
その代表格が、伝統的な蒸し焼き料理であるハンギ(Hāngī)です。これは、地面に掘った穴の中で熱した石を置き、その地熱を利用して肉や野菜を数時間かけてじっくりと調理する地中のオーブン。食材は驚くほど柔らかく、独特の燻製のような香りをまといます。手間と時間がかかるため、現代ではマオリの新年(マタリキ)や冠婚葬祭など、特別な機会に大勢で集まる際に振る舞われる儀式的な料理となっています。
もう一つの象徴的な料理が、マオリとヨーロッパの食文化の出会いから生まれたボイルアップ(Boil-up)です。これは、ヨーロッパ人が持ち込んだ豚の骨付き肉やジャガイモを、マオリの伝統的な青菜であるプーハなどと一緒に大きな鍋で煮込んだもの。二つの文化の融合を味わえる、滋味深い家庭料理です。
ロトルアなどの観光地では、文化体験としてハンギを味わうことができますが、伝統的な方法で作られた本物のハンギは、マオリのコミュニティに招待されない限り、なかなか食べる機会のない貴重な料理です。
食文化に欠かせないお酒と飲み物

ニュージーランドの食文化は、料理だけでなく飲み物にも素晴らしい世界が広がっています。特にワインとコーヒーは、この国のライフスタイルを語る上で欠かせません。
ワイン産業は1980年代以降に急成長を遂げ、今や世界有数の高品質ワイン産地として知られています。その名声を確立したのが、マールボロ地方で造られる白ワインのソーヴィニヨン・ブランです。トロピカルフルーツのような香りと爽快な酸味が特徴で、世界的なブームを巻き起こしました。赤ワインでは、セントラル・オタゴ地方などで造られるエレガントなピノ・ノワールが世界最高峰と評されています。
また、ニュージーランドは独自のカフェ文化が非常に発達した国でもあります。その象徴が、エスプレッソにきめ細かいスチームミルクを注いだフラットホワイトです。街の至る所に個人経営の個性的なカフェが点在し、社交やリラックスの場として地域コミュニティの中心的な役割を担っています。
ビール好きなら、クラフトビールも見逃せません。ニュージーランド独自のホップを使ったフルーティーでアロマティックなビールが数多く醸造されており、特に首都ウェリントンは「クラフトビールの首都」として有名です。
豆知識:国民的炭酸飲料「L&P」
「World Famous in New Zealand」というユニークなキャッチコピーで知られる、レモン風味の炭酸飲料です。元々はパエロアという町のミネラルウォーターから作られました。キウイアナ(NZらしいもの)の象徴として、今なお国民に愛され続けています。
ニュージーランドの主食とご飯から見る食文化

- 食生活に根付くニュージーランド文化
- 日本との食文化の違いと独自の習慣
- ご飯や料理がまずいという噂は本当?
- ホームステイや観光で役立つ食事情
- 知っておきたい基本的な食事マナー
食生活に根付くニュージーランド文化
ニュージーランドの食生活には、この国の気質や価値観が色濃く反映されています。その代表例が、週末の恒例行事ともいえるバーベキュー(BBQ)文化です。
気候の良い季節になると、多くの家庭の庭や公園の公共スペースで、家族や友人が集まりBBQを楽しむ光景が見られます。焼かれるのはソーセージやステーキ、そして名物のラム肉など。このBBQ文化を特徴づけているのが、「平等主義」の精神です。
パーティーに招待されたゲストは、サラダやデザート、飲み物など何か一品を持ち寄ることが期待されます。これは「ポットラック(持ち寄り)」形式と呼ばれ、ホストの負担を軽減し、参加者全員でパーティーを創り上げるという意識の表れです。この習慣は「Bring a Plate」とも呼ばれ、ニュージーランドのコミュニティにおける相互扶助と、誰もが気軽に参加できるカジュアルな関係性を象徴しています。
ニュージーランド流BBQのポイント
招待された際に「Bring a Plate」と言われたら、他の人とシェアできる料理を一品持参しましょう。また、自分の飲む分のお酒なども自分で持っていく「BYO (Bring Your Own)」スタイルが一般的です。気取らず、リラックスして参加するのがキウイ流の楽しみ方です。
日本との食文化の違いと独自の習慣

ニュージーランドでの食事をより楽しむためには、日本とは異なる食文化の背景や独自の習慣を知っておくことが大切です。これらの習慣には、コミュニティの繋がりを重んじるニュージーランドならではの価値観が表れています。
前述の「Bring a Plate(一品持ち寄り)」は、ホームパーティーなどで一般的に見られる習慣です。これは、参加者全員がパーティーのホストでありゲストであるという、平等な関係性を示しています。
もう一つ、特に理解しておきたいのが、マオリ文化に深く根ざした「Koha(コハ)」という概念です。これは単なる金銭の支払いやプレゼントではなく、もてなしや助けに対する感謝、敬意、そして相互扶助の精神を形にした自発的な贈り物や寄付を意味します。例えば、コミュニティが主催する無料イベントなどで「Koha entry(寄付による入場)」という形で目にすることがあります。これはサービスへの対価ではなく、あくまで感謝の気持ちを表すもので、経済的な関係を超えたコミュニティの結束を重んじる文化の現れです。
チップの習慣について
ニュージーランドには、アメリカのようなチップを渡す文化は基本的に存在しません。レストランなどの料金にはサービス料が含まれており、従業員もチップを収入の当てにしていません。ただし、非常に素晴らしいサービスを受けた際に、感謝の気持ちとして少額を渡すことは任意であり、好意的に受け取られます。渡さなくても失礼にはあたらない部分は日本と共通しているでしょう。
ご飯や料理がまずいという噂は本当?

一部でささやかれる「ニュージーランドの食事はまずい」という評判。これは、ニュージーランドへの渡航を考える上で気になる点かもしれません。しかし、結論から言えば、これは味覚の優劣ではなく、食に対する価値基準の違いから生じる「文化的誤解」である場合がほとんどです。
この噂が生まれる背景には、いくつかの要因が考えられます。
調理法の違い
日本料理が複雑な旨味を構築するのに対し、伝統的なNZ料理は素材を活かすため、グリルやローストといったシンプルな調理と味付けが中心です。これが日本人には「大味」や「単調」と感じられることがあります。
英国料理のイメージ
NZの食文化の基盤が英国にあるため、「イギリスの食事は美味しくない」というステレオタイプがそのまま当てはめられがちです。
家庭料理の質素さ
特にホームステイで体験する日常の家庭料理は、経済性や手軽さが重視されるため、日本の「一汁三菜」のような食卓と比べると物足りなく感じられる可能性があります。
しかし、ニュージーランドの「美食」の価値は、料理人の技術よりも、まず第一に食材そのものの品質に置かれています。世界に誇るラム肉や、獲れたてのブラフオイスターをシンプルに味わうことこそが、最高の贅沢なのです。この価値観の違いを理解すれば、ニュージーランドの食の楽しみ方が見えてきます。
「まずい」という先入観は一度忘れてみると、新鮮なシーフードや高品質なラム肉、レベルの高いカフェのブランチなど、日本人の口に合う美味しいものはたくさんあるはずです。
ホームステイや観光で役立つ食事情

ニュージーランドに滞在する際、食事のスタイルは滞在方法によって大きく異なります。ここでは、ホームステイと観光、それぞれの場面で役立つ食事情について解説します。
ホームステイでの食事
ホームステイでは、ニュージーランドのリアルな家庭料理を体験できます。これは文化理解の貴重な機会ですが、日本のように毎食手の込んだ料理が出てくるとは限りません。前述の通り、平日はシンプルで質素な食事が中心となることが多いです。夕食は家族団らんの重要な時間なので、積極的に会話に参加し、感謝の気持ちを伝えることが良好な関係を築く鍵となります。
観光での食事
一方、観光で訪れる場合も、ニュージーランドの多様な食の魅力を存分に味わうことができます。
カフェでのブランチ
ニュージーランドのカフェ文化は非常にレベルが高く、エッグベネディクトやアボカドトーストなど、美味しくて見た目もおしゃれなメニューが豊富です。
グルメバーガー
クイーンズタウンの「ファーグバーガー」に代表されるように、グルメバーガーも人気です。ボリューム満点で、ファストフードとは一線を画す満足感が得られます。
ワイナリーレストラン
ワイン産地では、美しいブドウ畑を眺めながら、自家製ワインと地元の旬の食材を活かした料理とのマリアージュを楽しめます。
アジアフュージョン料理
オークランドなどの都市部では、アジアの調理法を取り入れたモダンなレストランも多く、日本の味覚にも馴染みやすいでしょう。
観光で食事に迷ったら
もしレストラン選びに迷ったら、まずはカフェのブランチを試してみるのがおすすめです。ハズレが少なく、満足度の高い食事ができる可能性が高いです。また、新鮮なシーフード料理、特にブラフオイスターやグリーンマッスルは、日本ではなかなか味わえないのでぜひ挑戦してみてください。
知っておきたい基本的な食事マナー

ニュージーランドの食卓に招かれたり、レストランで食事をしたりする際に、基本的なマナーを知っておくと、よりスムーズで楽しい時間を過ごすことができます。基本的には英国式のテーブルマナーに準じていますが、いくつかポイントがあります。
基本的な作法
- ナイフとフォーク:食事は基本的にナイフを右手、フォークを左手に持って行います。お皿を手に持って食べることはなく、テーブルに置いたまま食べるのが一般的です。
- 音を立てない:日本の麺類とは異なり、スープや飲み物を音を立ててすすることはマナー違反と見なされます。
- 手渡しを頼む:テーブルの向こう側にある塩などを取りたい場合、自分で手を伸ばすのではなく、近くの人に「Could you pass me the salt, please?」と声をかけて取ってもらいましょう。
コミュニケーションの重要性
ニュージーランドでは、食事が重要なコミュニケーションの場と捉えられています。黙々と食べるのではなく、楽しい会話を交わしながら食事を進めることが期待されます。もちろん、口に食べ物を入れたまま話すのはNGですが、食事を作ってくれた人への感謝や、料理の感想などを積極的に言葉で伝えることが大切です。
「いただきます」や「ごちそうさま」は?
日本のような決まった食事の挨拶は、基本的には存在しません。敬虔な家庭では食前にお祈り(Grace)を捧げることがありますが、一般的ではありません。その代わりに、「Thank you for the lovely meal.」(美味しい食事をありがとう)のように、ホストや作り手への感謝を直接伝えると、とても喜ばれます。
総括:ニュージーランドの主食とご飯の魅力
記事のポイントをまとめます。
- ニュージーランドの主食は歴史的にクマラからジャガイモや小麦へと変遷した
- ジャガイモはその生産性の高さから主食として定着し今も広く食される
- パンは英国文化の象徴であり米は近年の多文化主義を背景に普及した
- 国民食としてミートパイやフィッシュアンドチップスが深く根付いている
- ラム肉やグリーンマッスルなど豊かな自然が育んだ高品質な食材が豊富
- パブロバやホーキーポーキーなどニュージーランド発祥のデザートも人気
- 先住民マオリの伝統料理ハンギは共同体の精神性を象徴する特別な料理
- 世界的に評価されるワインや独自の発展を遂げたカフェ文化も魅力的
- クラフトビールや国民的飲料L&Pなど飲み物のバリエーションも豊か
- 食事がまずいという噂は味の優劣ではなく食文化の価値基準の違いによる誤解
- 素材の品質を最優先しシンプルに味わうのがニュージーランド流の美食
- BBQやBring a Plateの習慣は平等主義とコミュニティを重んじる文化の表れ
- Kohaというマオリの習慣は相互扶助の精神を今に伝えている
- チップの習慣は基本的にないが感謝の表現として任意で渡すことは可能
- 基本的なテーブルマナーは英国式に準じ、食事中の会話が重視される




