Airalo(エラロ)eSIMの評判は?口コミや料金比較、使い方

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Airalo(エラロ)eSIMの評判は?口コミや料金比較、使い方

海外旅行や留学の準備で、意外と悩むのが「現地でのインターネット環境」ですよね。従来の海外ローミングは高額だし、ポケットWi-Fiは受け取りや返却、持ち運びや充電がちょっと面倒…。

そんな中、最近は「eSIM」がすごく便利になってきました。スマホにダウンロードするだけなので、物理的なSIMカードの入れ替えも不要です。特にAiralo(エラロ)は世界中でも注目されており、気になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ使おうと思うと「Airaloの評判って実際どうなの?」「料金は本当に安いの?」「現地で繋がらないって口コミも見たけど大丈夫?」のように、色々と不安になりますよね。使い方は難しくないか、アクティベートはいつやればいいのか、電話番号はついてくるのか、他の類似サービスと比べてどうなのか…と疑問も出てくるはずです。

この記事では、Airaloの評判や口コミを考察し、メリット・デメリット、具体的な使い方まで、気になる情報を網羅的に解説していきます。

記事のポイント
  • Airaloの評判や口コミ、メリット・デメリット
  • 料金プランや使い方、アクティベートのタイミング
  • 「繋がらない」時の具体的な対処法
  • 競合サービスとの料金比較とおすすめな人
目次

Airalo(エラロ)の評判は?口コミや料金を考察

Airalo(エラロ)の評判は?口コミや料金を考察
出典:Airalo

Airalo(エラロ)は世界で2000万人以上(※2025年時点の公式情報より)が使っており、人気が高まっています。しかし、大勢が使っているから安心というわけではなく、実際に使った人の「リアルな声」も知りたいところだと思います。

SNSやレビューサイトを通して見えてきたのは、「圧倒的な手軽さと安さ」を評価する声と、「一部の不安定さや仕様の誤解」によるネガティブな声でした。ここでは、Airaloの評判について、良い面も悪い面も独自の視点で深掘りしていきます。


Airaloのメリットと良い評判

Airaloのメリットと良い評判
出典:Airalo

まずは、Airaloが多くの海外旅行者やノマドワーカーからポジティブに評価されている理由です。これは確かに、従来の海外ネット環境の悩みを解決してくれるものばかりでした。

メリット1:圧倒的なコスパ(料金)

やっぱり料金が安い!」という口コミは多く見られました。これは最大のメリットと言ってもいいかもしれません。

従来のキャリアが提供する国際ローミング(1日980円〜など)や、ポケットWi-Fiのレンタル(受取手数料や補償料も含めると1日700円〜1,500円程度)と比較すると、特に短期の旅行やデータ使用量が少ない人にとっては、費用を劇的に抑えられる可能性があります。

例えば、渡航先のプランを見てみると以下のようになります。

  • アメリカ:1GB / 3日間 / 4USドル
  • 韓国:1GB / 3日間 / 4USドル
  • タイ:1GB / 3日間 / 4USドル
  • ヨーロッパ:1GB / 7日間 / 5USドル

(※2025年11月時点の料金例)

このように、ワンコイン程度からプランが用意されています。ちょっとした調べ物やLINE、Googleマップの確認くらいなら、これで十分かもしれません。もちろん、3GB、5GB、10GBといった大容量プランも用意されています。

料金はUSドル(USD)表記なので、購入時の為替レートによって日本円での請求額は変動しますが、それを考慮しても安いと感じる人が多いようです。

メリット2:手続きの圧倒的な利便性

これも大きなメリットだと思います。購入から設定、利用開始まですべてオンライン(専用アプリ)で完結するという手軽さです。

従来の物理SIMやポケットWi-Fiの「地味なストレス」を思い出してみてください…

  • ポケットWi-Fiの場合
    • 事前に申込み、自宅や空港でルーターを受け取る手間
    • 旅行中、ルーター本体とモバイルバッテリーを持ち運ぶ荷物
    • ルーターの充電切れの心配
    • 帰国後、空港や郵送で返却する手間
    • 紛失・破損時の高額な違約金リスク
  • 現地の物理SIMの場合
    • 現地空港のSIMカウンターに長蛇の列
    • 言葉の壁(英語や現地語)でのプラン交渉
    • よく分からないプランを契約させられる不安
    • SIMピンを使って、小さなSIMカードを入れ替える手間
    • 日本のSIMカードを紛失するリスク

AiraloのeSIMなら、これらの手間が一切ありません。渡航前に日本でeSIMをインストールしておけば、現地に到着して飛行機の機内モードを解除した瞬間から、すぐに現地のネットワークに接続できます。この「即時性」と「手軽さ」は、一度体験すると元に戻れない便利さ、という口コミにも頷けます。

海外旅行でのeSIMとポケットWifiの比較については以下でも解説しています。

メリット3:対応国と周遊プランの豊富さ

Airaloは世界200以上の国と地域に対応しているのがすごいです。正直、そんなに国があったかな?と思うほどですが、アフリカや南米のマイナーな国に行く場合でも、プランが見つかる可能性が高いのは心強いです。

そして、特にヨーロッパやアジアを旅行する人から評判が良かったのが、「リージョナルプラン(地域周遊プラン)」です。

  • 例:ヨーロッパ向け「Eurolink」
    • 1枚のeSIMで、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスなど40カ国近くをカバー。
    • 国境を越えるたびにSIMを買い替えたり、設定し直したりする必要が一切ありません。
  • 例:アジア向け「Asialink」
    • 日本、韓国、中国、タイ、シンガポール、ベトナムなど十数カ国をカバー。
    • アジアの主要国を数珠つなぎで旅行する際にも便利です。

このように、複数の国をまたいで移動する旅行者にとって、国が変わってもシームレスにデータ通信が継続されるのは、計り知れないメリットだと感じます。

Airaloの良い評判まとめ

  • 短期・少量データなら、Wi-Fiレンタルや国際ローミングより断然安い。
  • 空港で並ばず、荷物も増えず、オンラインで即時利用開始できる利便性が最高。
  • ヨーロッパやアジア周遊プランが便利すぎて、国境を意識せずネットが使える。

デメリットや悪い評判・注意点

もちろん、良いことばかりではありません。利用する前に知っておくべきネガティブな評判や注意点も見ていきましょう。これを知らないと、「評判と違う!」とガッカリしてしまうかもしれません。

デメリット1:通信品質が場所や提携先に依存する

繋がらない」「通信が不安定」「速度が遅い」という声も、やっぱり一部で見かけました。海外でネットが使えないのは死活問題なので、これは一番不安になりますよね…。

ただ、この理由をよく調べてみると、Airaloのビジネスモデルに起因していることが分かりました。Airalo自体が通信アンテナを持っているわけではなく、世界各国の通信キャリア(MNO)が提供するeSIMプランを集めて販売している「マーケットプレイス(市場)」なんです。

つまり、Airaloの通信品質 = 提携している現地のキャリアの通信品質、ということです。

結果として、以下のような状況が起こり得ます。

  • 同じ国でも、都市部(例:パリ市内)では快適だが、地方(例:フランスの田舎町)では電波が弱い。
  • A国(例:シンガポール)では高品質なキャリアと提携していて爆速だが、B国(例:とある国)ではイマイチなキャリアとしか提携しておらず不安定。

こればっかりは、行ってみないと分からない「運」の要素も多少絡んでくる、というのはデメリットかもしれません。購入前にアプリで、そのプランがどこの通信事業者のネットワーク(例:StarHub、T-Mobileなど)を使うのか確認しておくと良いでしょう。

デメリット2:eSIM非対応・SIMロック端末では使えない

これは盲点になりがちですが、「買ってしまったのに使えなかった」というトラブルの多くがこれです。AiraloはeSIMサービスなので、大前提として以下の2つの条件をクリアしたスマートフォンでしか使えません。

  1. eSIMに対応した端末であること
    • iPhoneならXR / XS以降(iPhone 11, 12, 13, 14, 15シリーズなど)
    • Google PixelならPixel 3 / 3a以降
    • (※一部の中国本土モデルなどはeSIM非対応の場合あり)
    • 確認方法:iPhoneの場合、「設定」 > 「一般」 > 「情報」と進み、「EID」という項目があればeSIM対応です。Androidは機種によりますが、「設定」 > 「ネットワーク」 > 「SIMカード」などでeSIM管理の項目があるか確認します。
  2. SIMロックが解除されている(SIMフリー)端末であること
    • ドコモ、au、ソフトバンクなどで購入した端末に、他の事業者のSIMを使えないようにする「SIMロック」がかかっていると、AiraloのeSIMは利用できません。
    • 確認方法:「設定」 > 「一般」 > 「情報」の「SIMロック」欄が「SIMロックなし」となっていればOKです。ロックがかかっている場合は、購入したキャリアのWebサイトやショップで解除手続き(原則無料)が必要です。(出典:総務省「SIMロック解除について」

購入前の必須確認
AiraloのeSIMを購入する前に、ご自身のスマートフォンが「eSIM対応」かつ「SIMロック解除済み」であることを、必ず、必ず確認してください。これを怠ると、お金が無駄になってしまう可能性があります。

デメリット3:基本は「データ通信専用」(電話番号なし)

Airaloのプランのほとんどは「データ通信専用」です。これは、インターネット通信(LINE、Googleマップ、Web閲覧など)はできますが、現地の電話番号が新しくもらえるわけではない、ということです。

そのため、以下のような場面で不便を感じる可能性があります。

  • 現地のレストランやホテルに、電話回線で予約や問い合わせをしたい。
  • 現地の配車アプリ(UberやGrabなど)やデリバリーサービス利用時に、SMS(ショートメッセージ)での本人認証を求められた。

「電話もSMSも不要!LINE通話で十分!」という人には問題ありませんが、上記のような使い方を想定している場合は注意が必要です。(※この対策は後ほど「Airaloに電話番号はついてる?」の項目で解説します。)

Airalo利用者の口コミを紹介

利用者の口コミ・レビューを紹介

ここでは、実際にAiraloを利用した人の口コミやレビューの一部をいくつか紹介します。

Trustpilotの口コミ・レビュー

渡航前にeSIMをダウンロードしておけば、旅行先に着いたときに設定を切り替えるだけでインターネットが使えるのでとても便利です。海外ノマド生活は3年目ですが、Airaloにはずっとお世話になっています。価格のオプションが多いのも、ギガ数が足りなくなったときに追加できるのもとても助かります。おすすめです。
Tさん 【出典:Trustpilot レビュー】

仕事で年間アメリカに1、2回、韓国に2、3回行っていて、レンタルWi-Fiルーターを借りたり、現地の職場のWi-Fiに繋いだりしていましたが、eーsimは本当に便利です。
設定が簡単だし、着いてすぐに使える(アメリカはイミグレーションで使うと注意されますが)のは迎えに来るスタッフとのコンタクトにもとてもいいです。
オフの時、街中使いも最高です。
でも海外家族旅行の時は各自で購入するので4名以上の場合レンタルWi-Fiの方が安い可能性はあるかもです。
手軽さを考えると海外旅行の必需品と思えます。

Mさん 【出典:Trustpilot レビュー】

NY・パリ・ウイーン・ザルツブルグと毎回お世話になっています。そうですね、利用し始めてかれこれ4~5年になるでしょうか。正直切替の設定には毎度迷いますが、現地ではいつもノートラブルで各国を回ってもきっちり電波をひろいます。大体2週間の旅行で2ギガで契約します。今の時代ネットのおかげで、ますますどこでもドアです。MAPはもちろん、チケットなど現地でフル活用しています。いつもありがとうございます。

Hさん 【出典:Trustpilot レビュー】

いつもとても海外に行く際にとても重宝しています。格安シムだと、いろいろな国で使うときに通信費が高額になってしまったり、別料金になることが多いのですが、このアプリを使えば必要な時に必要なだけ低価格で通信を使うことができます。
一点だけ改善してほしい点は、間違って購入してしまって、まだSIMをアクティブにしていない場合は、変更できたり返金できたりしてもらえるようなったらいいなと思いました。

Rさん 【出典:Trustpilot レビュー】

数年前から数回利用しているが、以前と比較してesimのインストールからアクティベーションまでの操作が簡便になるようにアプリが改善されていて使いやすくなっている。

Tさん 【出典:Trustpilot レビュー】

Google Playの口コミ・レビュー

設定も簡単で、接続も問題なし!今後もAiralo一択です!

Aさん 【出典:Google Play 口コミ】

フィリピン・マレーシア・台湾で使いました。使用できるSIMカードによりますが、とても使いやすいです。残量チェック・追加購入・更新が簡単に感じます。 購入できるSIMカードがたまに変わり、仕様が変わる事はあります。容量追加購入が出来ない事が一度ありましたが、WiFiに接続した状態でトライして購入できました。

Yさん 【出典:Google Play 口コミ】

アプリは日本語対応していて直感的にすぐ使えました。 日本にいる間に購入し海外へ行ってからシムを有効化すれば勝手にアクティベートされるはずだったのですが、電波は掴んでいるがアクティブにならず苦労しました。結局APN設定が自動的に作られなかったことが原因だったようでした。アプリからサポートへ質問すると驚くほどの早さで回答をいただきあれこれ試して無事に接続できました。このサポート力は素晴らしいと思います。 回答はすべて英語になってしまいますが、分かりやすい内容にしてくれる気遣いも嬉しかったですね。 機種はSHARP AQUOSsence8です。

Aさん 【出典:Google Play 口コミ】

これまで3カ国で使ってきましたが、とてもスムーズにつながります。ただ、最初の設定はWi-Fiが安定している所で作業しないと、いけませんので、初めて使う方は空港で落ち着いて設定する時間を取る事をオススメします。上手く行かないからといって、あわててe-simを消してしまうと、もう一度購入しないといけなくなります。 サポートも丁寧なので、繋がらないときは連絡をすると良いと思います。

Iさん 【出典:Google Play 口コミ】

Xの口コミ・評判


料金プランが高いと感じるケース

料金プランが高いと感じるケース
出典:Airalo

「Airaloは安い」という評判がある一方で、「高い」と感じるケースはあるのでしょうか?

結論から言うと、「短期滞在・少量データ利用者にとっては業界最安クラス」であり、「データを無制限にガンガン使いたい人にとっては割高になる(か、期待外れになる)可能性がある」かと考えられます。

Airaloにも「データ無制限プラン」は存在しますが、これには注意が必要です。多くの通信サービスと同様に、「公正使用ポリシー(Fair Usage Policy, FUP)」が適用される場合があるからです。

例えば、ヨーロッパ向けの「Eurolink – Unlimited」プランの(とある時点での)詳細を見ると、「1日あたり3GBまでの高速データ通信が可能。この上限を超えると、通信速度が1Mbpsに制限されます」といった注記があります。

この「1Mbps」という速度の目安は以下のようになります。

できること
LINEやGmailでのテキスト送受信、Googleマップのナビ、シンプルなWebページの閲覧

難しいこと
InstagramやTikTok(動画や高画質画像)、NetflixやYouTubeでのHD画質以上の動画視聴、Zoomなどのビデオ会議

つまり、「無制限」という言葉を信じて、テザリングしてPCで動画編集のデータをダウンロードしたり、一日中動画をストリーミングしたりすると、すぐに速度制限にかかってしまい、「無制限なのに使えない=高い!」と感じてしまうかもしれません。

自分のデータ使用スタイルに合わせて、FUPを気にするよりも「10GB / 30日間」のような定量プランを選んだ方が、結果的に満足度が高い場合もありそうです。

Airaloの主なプランタイプ3種(おさらい)

  • ローカルプラン (Local eSIMs)
    1カ国限定。特定の国への出張や短期旅行に最適で、最もコスパが良いことが多いです。
  • リージョナルプラン (Regional eSIMs)
    特定の地域(例:ヨーロッパ、アジア)内の複数国で使えます。周遊旅行に便利。
  • グローバルプラン (Global eSIMs)
    全世界(130カ国以上)で使えます。世界一周や、客室乗務員など広範な地域を頻繁に移動する人向けです。

Airaloに電話番号はついてる?

Airaloに電話番号はついてる?

「デメリット」の項目でも触れましたが、基本的にAiraloのeSIMプランは「データ通信専用」であり、電話番号は付与されません(※「Discover+」など一部のグローバルプランを除く)。

「じゃあ、緊急時の電話や、クレジットカード利用時のSMS認証(3Dセキュアなど)はどうするの?」と思う方向けの対策はいくつかあります。

電話番号なしeSIMの活用術

  • 日本のSIMとのデュアルSIM併用(推奨)
    eSIMのすごいところは、物理SIMと併用できる「デュアルSIM」機能です。日本のSIM(物理SIMまたはeSIM)も「オン」のまま(ただしデータローミングはオフ)にしておけば、日本の電話番号でのSMS受信(クレカの認証コードなど)は、多くの場合、無料で受信可能です。データ通信はAiralo、SMS受信は日本のSIM、と使い分けられます。
  • Wi-Fiコーリング機能を活用する
    お使いの日本のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)が「Wi-Fiコーリング」(または「VoWiFi」)に対応していれば、これは最強の機能かもしれません。渡航前に日本で設定を有効にしておけば、Airaloのデータ通信(または現地のWi-Fi)を経由して、日本の電話番号のまま、日本国内と同じ通話料で発着信が可能になります。(※海外発信は相手により料金が異なる場合があります。詳細は各キャリアにご確認ください)
  • 代替アプリを利用する
    友人との連絡はLINE通話やWhatsAppで十分ですよね。現地のホテルやレストランへの電話連絡が必要な場合は、Skype Out(有料で固定・携帯電話にかけられる)や、050番号が使えるIP電話アプリ(例:SMARTalk)を準備しておくという手もあります。

クーポンとキャンペーン情報

どうせなら、少しでもお得に利用したいですよね。Airaloは時期によっていくつかの割引プログラムが用意されています。定価でも十分安いですが、使える際には利用しておきましょう。

初回購入者向けクーポン
Airaloでは初めての利用者向けのクーポンコード「NEWTOAIRALO15」(15%オフ)や2回目以降使える「AIRALOESIM10」(10%オフ)など、公式サイトやアプリ、メルマガなどで配布していることがあります。購入前にこれらのクーポンが有効かを確認してみると良いでしょう。

紹介プログラム(Airmoney)
これが一番使いやすいかもしれません。既存ユーザーはアプリの「Airmoneyを紹介&獲得」から自分専用の紹介コードを確認できます。友人がそのコードを使って初回購入すると、紹介した人と紹介された人、双方に3ドル分の「Airmoney」(Airalo内で使えるクレジット通貨)が付与されます。(※2025年11月時点の情報)

ロイヤルティプログラム (Airmoney)
eSIMを購入するたびに、購入額に応じてAirmoneyがキャッシュバックされます。累計購入額に応じて会員レベル(トラベラーからプラチナまで)が上がり、キャッシュバック率も5%から最大10%まで上がっていく仕組みです。リピーターになればなるほどお得になります。貯まったAirmoneyは、次回のeSIM購入時に割引として利用できます。

クーポンコードや紹介プログラムの特典内容、Airmoneyの付与率は、時期によって変更される可能性があります。必ず購入時にAiraloの公式サイトまたは公式アプリで最新の情報をご確認ください。


Airaloの評判とeSIMの使い方、料金比較

Airaloの評判とeSIMの使い方、料金比較
出典:Airalo・App Store

Airaloの評判(良い面・悪い面)がなんとなく分かってきたところで、次は「じゃあ、具体的にどうやって使うの?」という実践編です。特に、海外でのワーキングホリデー準備や留学などで中長期滞在を考えている人にとっても、eSIMの使い方は知っておいて損はありません。

購入から設定までの流れと、他のeSIMサービスと比べてAiraloはどうなのかを、さらに深掘りしていきます。特に「いつアクティベート(有効化)するのか」は、失敗しないための重要なポイントです。

アクティベートはいつ行うべき?

アクティベートのタイミングは、間違えると損をしてしまうかもしれない重要なポイントです。「アクティベート」とは「有効化」のことで、これが開始されるとデータ容量と有効期間(例:7日間)のカウントダウンが始まります。

結論から言うと、プランの「アクティベーションポリシー」によりますが、ほとんどのプランは「現地到着後」でOKです。

多くのAiraloプランは、「対応ネットワークに接続された時点(=現地到着時にeSIMをオンにし、データローミングをオンにした時)」に自動的にアクティベート(有効期間が開始)されます。

次の項目でも説明するように、「インストール」だけ日本で済ませておき、現地でeSIMを「オン」にするのが、最も無駄のない使い方です。

注意:インストール時に有効化されるプランも一部存在!
ただし、ごく一部のプラン(特に一部の「無制限」プランなど)には、「eSIMをインストールした時点」で有効期間が開始されてしまうものもあるようです。

アクティベーションポリシーの確認

購入前に、プラン詳細のセクションにある「アクティベーションポリシー」を必ず確認しましょう。

  • “Activates when connected to a supported network.”(対応ネットワーク接続時に有効化)
    → これがほとんどです。現地到着後にオンにすればOK。
  • “Activates upon installation.”(インストール時に有効化)
    → この表示があるプランは、日本でインストールするタイミングに注意が必要です。出発の直前(例:空港のラウンジ)でインストールするのが良いでしょう。

Airaloの使い方:購入から設定まで

Airaloの使い方:購入から設定まで
出典:Airalo

eSIMって聞くと「なんだか難しそう…」と身構えてしまいますが、手順通りにやれば大丈夫です。流れは大きく2つのフェーズに分かれます。

ステップ1:渡航前に準備すること(日本でやる)

何よりも重要なのは、安定したWi-Fi環境がある日本国内で、eSIMの「インストール」まで済ませておくことです。現地に着いてから「Wi-Fiがない!」となると、eSIMのインストール自体ができなくなって詰んでしまいます…。

  1. 端末の最終確認
    お使いのスマホが「eSIM対応」かつ「SIMロック解除済み」であることを、[デメリット2]で解説した方法で最終確認します。
  2. アプリのダウンロードとアカウント作成
    App StoreまたはGoogle PlayからAiraloの公式アプリをダウンロードし、メールアドレスや名前を登録してアカウントを作成します。(GoogleやAppleのアカウントでサインインも可能です)
  3. プランの検索と選択
    アプリの「ストア」タブから、渡航先(国または地域)を検索します。複数の国に行く場合は「リージョナルプラン」を選びます。
  4. プランの購入(決済)
    必要なデータ容量(例:3GB)と有効期間(例:30日間)のプランを選び、「今すぐ購入」をタップします。支払い方法は、クレジットカード(VISA, Mastercard, AMEX)、PayPal、Apple Pay、Google Pay、Alipay、そして貯まった「Airmoney」が使えます。
  5. eSIMのインストール
    購入が完了すると、メールが届き、アプリの「My eSIMs」タブに購入したプランが表示されます。該当のeSIMを選び、「eSIMをインストール」ボタンをタップします。
    インストール方法は主に3つ(ダイレクト、QRコード、手動)ありますが、スマホ単体で完結する「ダイレクト(直接)インストール」が一番簡単でおすすめです。画面の指示に従い「eSIMをインストール」をタップするだけで、自動的に端末に追加されます。
  6. インストールの完了と待機
    インストールが完了したら、この時点ではまだeSIMを「オン」にはしないでください。(オンにすると、プランによっては有効期間が開始されてしまうため)。日本のSIMを引き続き利用し、出発の日を待ちます。

ステップ2:現地到着後にやること(海外でやる)

目的地に到着し、飛行機が着陸したら、機内モードを解除し、以下の設定を行います。これがAiralo利用開始の儀式です!

  1. スマートフォンの「設定」メニューを開きます。
  2. 「モバイル通信」(または「SIMカード管理」)に進みます。
  3. 「SIM」のリストから、インストールしたAiraloのeSIM回線を選び、「この回線をオンにする」をタップします。
  4. 次に、同画面(または一つ前の画面)にある「モバイルデータ通信」(データ通信に使う回線の設定)を、日本のSIMからAiraloのeSIMに切り替えます。
  5. 最後に、AiraloのeSIMの設定画面に戻り、「データローミング」を「オン」にします。
  6. (念のため、日本のSIM回線の設定を開き、「データローミング」が「オフ」になっていることも確認しましょう!)

これで、数分待つと現地の提携ネットワーク(例: Vodafone, AT&Tなど)に自動的に接続され、スマホのアンテナピクトに電波が立ち、インターネットが使えるようになるはずです。


eSIMが繋がらない時の対処法

eSIMが繋がらない時の対処法

海外でネットに繋がらないと、パニックになりますよね。地図も見られない、連絡も取れない…。口コミやトラブルシューティングを見ると、「繋がらない!」の多くはサービス自体の不良ではなく、スマートフォンの初期設定ミスが原因であることが多いようです。

もし現地で繋がらなかったら、焦らずに以下の点を確認してみてください。Wi-Fiが使える場所(空港やホテルなど)で確認するのがベストです。

「繋がらない」時のセルフチェックリスト

  1. eSIMが「オン」になっているか確認
    [設定] > [モバイル通信](または[SIMカード管理])で、インストールしたAiraloのeSIM回線が「オン」(有効)になっているか見直してください。
  2. 【最重要】データローミングが「オン」になっているか確認
    これが一番多いミスみたいです!従来の海外旅行では「データローミングは高額請求の元だから絶対にオフ!」と刷り込まれていますが、AiraloのeSIMは、現地の回線に「ローミング」して接続する仕組みです。
    [設定] > [モバイル通信] > [AiraloのeSIM] を選択 > 「データローミング」を「オン」にしてください。
    (※注意:日本の主回線(ドコモ/au/SBなど)のデータローミングは必ず「オフ」のままに!)
  3. 「モバイルデータ通信」の選択が正しいか確認
    [設定] > [モバイル通信] の一番上にある「モバイルデータ通信」に使用する回線として、日本のSIMではなく、AiraloのeSIMが正しく選択されているか確認してください。
  4. ネットワークの再起動
    一度「機内モード」をオンにし、10秒ほど待ってからオフに戻すことで、ネットワークを再スキャンさせます。
  5. APN設定の確認
    通常、APN(アクセスポイント名)は自動で設定されます。しかし、eSIMのインストールガイド(アプリの「My eSIMs」 > 詳細)に特定のAPN名(例: globaldata, mobile.three.com.hk など)が指定されている場合があります。ガイドを確認し、[設定] > [モバイル通信] > [AiraloのeSIM] > [モバイルデータ通信ネットワーク] のAPN欄が正しいかチェックします。空欄ならガイドに従って入力してみてください。
  6. ネットワークの手動選択
    自動でネットワークに接続しない場合、[設定] > [モバイル通信] > [AiraloのeSIM] > [ネットワーク選択] から「自動」をオフにし、インストールガイドで指定された提携キャリア(例:「StarHub」や「T-Mobile」など)を手動で選択してみます。

(日本居住者)MVNOプロファイル利用者の注意点

もし日本で格安SIM(MVNO)を利用していて、APN設定用の「構成プロファイル」をインストールしている場合、そのプロファイルがAiraloのAPN設定を妨害し、接続できなくなるケースが報告されています。

その場合は、[設定] > [一般] > [VPNとデバイス管理] から、一時的にMVNOの構成プロファイルを削除する必要があるかもしれません。(帰国後に再インストールが必要です)

トラブル時の重要注意事項

何を試しても繋がらない場合でも、焦って絶対にeSIMのプロファイルを削除しないでください

一度削除してしまったeSIMは、基本的に二度と再インストールできません。サポートに連絡する際も、eSIMプロファイルは端末に残したまま、状況(試したこと、表示されるエラーなど)をスクリーンショットと共に説明するのが解決への近道です。

Airaloのサポート体制と日本語対応

Airaloのサポート体制と日本語対応
出典:Airalo

万が一、上記のセルフチェックをすべて試しても解決しない場合の頼みの綱はカスタマーサポートです。

Airaloは24時間365日、チャットまたはEメールでのサポート体制を敷いています。これは海外の時差を考えると非常に心強いです。「サポートの対応が迅速で助かった」「夜中に連絡してもすぐ返事があった」という良い評判も見かけました。

サポートへの連絡方法は、主に以下の通りです。

  • アプリまたはWebサイトのライブチャット(推奨)
  • Eメール (support@airalo.com)
  • WhatsApp(連絡先が公開されている場合)

ただし、日本語対応については少し注意が必要かもしれません。

Airaloのアプリやサポートプラットフォーム自体は、53言語に対応しており、日本語での表示・問い合わせが可能です。しかし、サポートのチャットで「日本語」を選択しても、必ずしも日本語ネイティブのスタッフがリアルタイムで対応してくれるとは限らないようです。

時間帯や混雑状況によっては、自動翻訳を介したコミュニケーションになる可能性があります。その場合、複雑なトラブルのニュアンスが伝わりにくいかもしれません。

「完璧な日本語での手厚いサポート」を最優先するなら、後述するtrifa(トリファ)のような日本企業の手掛けるサービスのほうが安心感は上かもしれません。とはいえ、簡単な英語(例:”It’s not working in [国名].” “I followed the guide but no connection.”)と、設定画面のスクリーンショットを添付すれば、大抵の問題は解決に向けて動いてくれるはずです。

競合サービスとの料金・特徴比較

競合サービスとの料金・特徴比較

eSIMサービスはAiraloだけではありません。特に日本からの旅行者には、日本企業(株式会社MTG)が運営する「trifa(トリファ)」も人気があるようです。どちらを選ぶべきか迷いますよね。

また、ヨーロッパなどで「Holafly(オラフライ)」というサービスもあります。こちらは「データ無制限」プランを強力に推しているのが特徴です。

これらのサービスとAiraloを比較してみました。

スクロールできます
比較項目Airalo (エアアロ)trifa (トリファ)Holafly (オラフライ)
特徴コスパとプラン豊富さの世界最大手日本語ネイティブサポートの安心感「データ無制限」プラン特化
料金業界最安クラス(例:1GB/3日 4USドル~)Airaloよりやや高めの傾向(例:1日単位プラン、1GB/3日 790円~など)高め(無制限プラン中心。例:欧州5日間 2,900円~)
対応国200カ国以上200カ国以上(Airaloとほぼ同等)200カ国以上
無制限プラン一部プラン有(FUP:例 1Mbpsに速度低下)情報なし(定量プラン中心)ほぼ全プラン(FUP:厳しい速度制限や通信停止の報告あり)
サポート24/7(チャット・メール)。日本語対応可(自動翻訳の可能性あり)24/7(チャット)。日本語ネイティブによるサポートを明記24/7(チャット)。日本語は自動翻訳

比較表からの考察

料金のAiralo
やはり、短期・少量データのプランではAiraloの安さが際立ちます。プランの選択肢も豊富です。

安心のtrifa
価格はAiraloより少し高くなる傾向がありますが、trifaの最大の強みは「24時間365日、日本語ネイティブによるチャットサポート」を明言している点です。海外でのトラブル時に、自動翻訳ではない完璧な日本語で即座にサポートしてもらえる安心感は、特にeSIM初心者やテクノロジーに不安がある人にとって、価格差以上の価値があるかもしれません。

無制限のHolafly(注意点あり)
「データ無制限」は魅力的ですが、FUP(公正使用ポリシー)の運用が厳しい可能性が指摘されています。Redditなどの海外掲示板では、「1日10GBも使ってないのに通信を停止された」「日中だけ速度をゼロにされた」といった「悪い評判」も報告されており、AiraloのFUP(速度は低下するが通信は維持される)と比べると、透明性や安定性に不安が残るかもしれません。

どちらを選ぶべきか?

Airaloがおすすめな人
・とにかくコストを最優先したい人。
・eSIMの設定やトラブルシューティングを自分で調べて対応できる人。
・アジアやヨーロッパを周遊する人。
・データ使用量がある程度予測できる人。

trifaがおすすめな人
・eSIMの利用が初めてで、設定やトラブルに強い不安がある人。
・コストが多少上がっても、万が一の際に日本語ネイティブの手厚いサポートを受けたい人。

Holaflyを検討する人
・FUPのリスクを理解した上で、短期間だけ大容量データ通信が必要な人。


Trifaの特徴や料金については以下の記事でも紹介しています。

総括:Airaloの評判・口コミ、料金比較

ここまで、Airaloの評判について、良い点も悪い点も、使い方や他社比較も交えて詳しく見てきました。

結論として、Airaloは「eSIMの基本的な設定(スマホの切り替えやローミング設定)に抵抗がなく、海外での通信コストを最優先で抑えたい人」にとっては、非常に強力で、自信を持っておすすめできる選択肢だと思います。

Wi-Fiルーターをレンタルする際の「受取・返却・充電・持ち運び」の手間とコスト、そして紛失のリスクを考えると、Airaloの手軽さと安さは魅力的です。

【結論】Airaloはこんな人におすすめ!

  • 従来のWi-Fiレンタルや国際ローミングより通信費用を抑えたい人
  • 空港でのSIM購入やルーター受取の時間を節約し、荷物を減らしたい人
  • ヨーロッパやアジアなど、一度の旅行で複数国をシームレスに周遊したい人
  • スマホの設定(eSIMの切り替え、ローミング設定)を自分で調べて対応できる人

逆に、Airaloを推奨しにくい人(または、trifaなどを検討すべき人)

  • お使いのスマホがeSIMに対応していない、またはSIMロック解除ができない人(物理的に利用不可)
  • スマホの設定やトラブル対応に極度の不安があり、手厚い日本語ネイティブサポートが必須な人(→ trifaがおすすめ)
  • FUP(速度制限)を一切気にせず、常に高速で膨大な大容量データ(動画視聴など)を使いたい人(→ 現地SIMの方が良い場合も)
  • 現地の電話番号が絶対に必要(かつWi-Fiコーリング非対応)な人(→ 音声通話付きプランを探すか、現地SIMが必要)

「繋がらない」という一部のネガティブな評判も、その多くは「eSIM対応・SIMロック解除の確認漏れ」「現地でのデータローミング設定忘れ」「アクティベーションポリシーの誤解」といった、事前の確認や設定ミス、仕様の誤解から来ているものが大きいようです。この記事で紹介した対処法や注意点を押さえておけば、一般的なトラブルは未然に防げるのではないかと思います。

海外旅行の「ネットどうする?」問題は、eSIMの登場で本当に便利になりました。この記事が、Airaloの評判に関する疑問や不安を解消し、快適な海外旅行の準備を進めるお役に立てれば幸いです。


Airalo eSIM
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