海外旅行や国内旅行の計画を立てる時、多くの方がオンラインの旅行予約サイト(OTA)を利用すると思います。その中でもエクスペディア(Expedia)は、ホテルと航空券のセット予約が非常にお得になるため、私自身もよくチェックするサイトの一つです。
ただ、エクスペディアについて調べようとすると、評判や口コミと一緒に、「ひどい」「危ない」といった少し不安になる言葉が出てくることも事実です。これだけ安いと、安全性やサポート体制、キャンセル・返金などの手続きは本当に大丈夫なのかと心配になるお気持ちはとてもよく分かります。
この記事では、エクスペディアの利用を検討している方に向けて、評判や口コミの傾向、なぜ安いのか、そして万が一のトラブルを避けて利用するための安全な使い方について整理してお伝えします。
- エクスペディアが提供するサービスと安全性
- 利用者の評判・口コミとメリット、デメリット
- 航空券やホテルが安い理由やお得に利用するコツ
- 予約トラブルを未然に防ぐための安全な使い方
エクスペディア(Expedia)の評判・口コミ|なぜ安いのか

エクスペディアは、その価格競争力と利便性から世界中で利用されている一方、サポート面などで不安の声も聞かれます。まずは、エクスペディアがどのようなサービスを提供しているのか、その基本的な情報から見ていきましょう。多くの方が気になる安全性やメリット・デメリットを整理し、なぜあの価格が実現できるのか、その仕組みに迫ります。
エクスペディアの特徴と基本情報
エクスペディア(Expedia)は、アメリカに本社を置く「Expedia Group」が運営する世界最大級のオンライン旅行会社(OTA)です。日本を含む世界30カ国以上でサービスを展開しており、ホテルや航空券だけでなく、レンタカー、現地ツアー、そしてそれらを組み合わせた「パッケージ予約」を幅広く扱っています。
エクスペディアのプラットフォームは、世界中の何十万もの宿泊施設や数百の航空会社と接続しており、利用者は膨大な選択肢の中から自由に旅程を組み立てることが可能です。
特に強力なのが、航空券とホテルを同時に予約する「パッケージ(Bundle & Save)」で、個別に予約するよりも大幅に安くなるケースが多いのが最大の特徴です。
- 宿泊施設:ホテル、リゾート、アパートメント、バケーションレンタル(Vrboと連携)など
- 航空券:国内線、国際線(LCCからフルサービスキャリアまで)
- パッケージ:「航空券+ホテル」や「ホテル+レンタカー」などのセット予約
- その他:レンタカー、現地ツアー・アクティビティ
新会員プログラム「One Key(ワンキー)」
エクスペディアは「One Key(ワンキー)」という無料の会員プログラムを提供しています。これはExpedia、Hotels.com、Vrboの3つのブランド間で共通化された新しいリワードプログラムです。
登録(無料)するだけで、対象となる宿泊施設が会員限定価格(10%以上OFFなど)で予約できるようになります。さらに、予約金額に応じて「OneKeyCash」というポイントが貯まり、このポイントは次回の予約時に割引として利用できるため、使えば使うほどお得になる仕組みです。
One Keyのステータスは、年間の「旅行アイテム」獲得数によって決まります。「旅行アイテム」は、宿泊1泊、航空券1枚、レンタカー1日などで1個獲得できます。
| ステータス | 年間必要アイテム数 | 主な特典 |
|---|---|---|
| ブルー | 0~4個 | 会員価格 (10%以上OFF)、OneKeyCashの獲得・利用 |
| シルバー | 5~14個 | シルバー価格で15%以上OFF ブルー特典+優先カスタマーサポート、VIP Access提携施設での特典(飲食割引など) |
| ゴールド | 15~29個 | ゴールド価格で20%以上OFF シルバー特典+VIP Access提携施設での無料客室アップグレード(空室状況による) |
| プラチナ | 30個以上 | プラチナ価格で20%以上OFF ゴールド特典+プラチナVIPサポート、VIP Access提携施設での特典強化 |
※上記は一般的な内容です。特典や条件の詳細は公式サイトでご確認ください。
航空券やホテルがなぜ安いのか

では、なぜエクスペディアはこれほど安い価格を提示できるのでしょうか。その理由は、グローバルなプラットフォームだからこそ可能な、いくつかの明確な仕組みに基づいています。
1. パッケージ(セット割)による割引
最大の理由はこれです。航空会社やホテルは、シーズンオフや空室・空席を埋めるため、個別に販売するよりも「セット」で販売する方が、トータルで多くの予約を獲得できる可能性があります。
そのため、エクスペディアのような販売力のある大手OTAに対し、セット販売専用の「卸売価格(ホールセール価格)」のような形で、一般には公開されない割引料金で在庫を提供することがあります。
エクスペディアはその割引分をユーザーに還元することで、「航空券+ホテル」の合計金額を、それぞれ個別に予約するより安くできるのです。これは「ダイナミックパッケージ」と呼ばれる仕組みの中核です。
2. 航空券の手配手数料が0円
エクスペディアは、多くの競合OTAが徴収している「航空券の手配手数料」や「事務手数料」を原則として0円に設定しています。航空券の本体価格が同じであれば、この手数料の有無が総額の差に直結します。特に高額になりがちな国際線航空券において、このメリットは大きいです。
3. 会員限定価格(One Key)
無料の「One Key」会員になるだけで、すぐに「10%以上OFF」といった会員限定価格が適用される点も強みです。多くのホテル予約サイトが、過去の宿泊実績に応じて特典が手厚くなる「実績型」のプログラム(例:Booking.comのGenius)を採用しているのに対し、エクスペディアは初めての利用でも即時的な金銭的メリットを実感しやすい構造になっています。
注意点:隠れたコスト「海外決済事務手数料」
エクスペディアの安さだけを見ていると見落としがちなのが、この「隠れコスト」です。
エクスペディアは米国企業であり、決済処理は海外で行われることが多いため、日本円で料金が表示されていても、クレジットカード会社はこれを「海外利用」として処理します。その結果、カード会社が定める「海外決済事務手数料」(通常、決済額の1.5%~2.5%程度)が、カードの請求時に別途上乗せされます。
これはエクスペディアの予約画面には表示されないコストなので、最終的なカード請求額は、予約時に確認した金額よりも少し高くなることを認識しておく必要があります。
航空券の手数料が無料な点も魅力

先ほど「安さの理由」でも触れましたが、航空券の手配手数料が0円である点は、他のOTAと比較した際に大きな優位性となります。
例えば、日本の旅行サイト「エアトリ」では、航空券の種類や航空会社によって2,000円〜6,000円程度の手数料がかかる場合がありますが、エクスペディアではこれが原則無料です。特にLCC(格安航空会社)ではなく、ANAやJALのようなフルサービスキャリアの国際線航空券を探す場合、この手数料の有無が最終的な総額に大きく影響します。
往復で数千円の差が出ることは珍しくなく、家族旅行など複数人分をまとめて予約する際には、その差はさらに大きくなります。
航空券予約時の注意点:手荷物情報の確認
手数料無料は大きな魅力ですが、注意点もあります。それは、エクスペディアの検索結果に表示される付帯サービス(特に受託手荷物や座席指定)の条件が、航空会社側の最新の規定と異なる場合があることです。
特にLCCを予約する際に「受託手荷物込み」と表示されていても、実際は航空会社側の最もベーシックな「手荷物なし」プランで予約されているケースがトラブルとして報告されています。
これを防ぐため、エクスペディアで航空券を予約した後は、必ずその予約番号(航空会社の予約番号)を使って、航空会社の公式サイトにログインし、「予約内容(手荷物許容量、座席指定の有無)」を再確認することが賢明です。
海外旅行の準備には、航空券やホテルだけでなく、渡航先でスムーズに通信できる手段の確保も欠かせません。航空券を手配したら、次はeSIMなどの通信手段も検討しておくと、現地に到着してから慌てずに済みます。
エクスペディアでお得に予約するコツ

エクスペディアの安さを最大限に活用するには、いくつかのコツがあります。ただ検索するだけでなく、これらの方法を組み合わせることで、さらにお得に予約できる可能性が高まります。
エクスペディアを最大限お得に使うコツ
- 「One Key」会員登録は必須
- 公式アプリを利用する
- セールやクーポンを狙う
- 「航空券+ホテル」で検索する
1. 「One Key」会員登録は必須
エクスペディアを利用するなら、無料の会員プログラム「One Key」への登録は必須です。登録するだけで、検索結果に表示される「会員価格」(多くの場合10%以上OFF)がすぐに適用されます。登録しない状態での検索は、みすみす割引を逃していることになります。
2. 公式アプリを利用する
エクスペディアは、Webサイトよりもモバイルアプリの利用を推奨している傾向があります。アプリ限定の割引オファーや、アプリからの予約でOneKeyCash(ポイント)の還元率が優遇されることがあります。また、旅行当日の旅程管理や通知(フライト変更など)を受け取るためにも、アプリは非常に便利です。
3. セールやクーポンを狙う
エクスペディアは季節ごとの大型セール(サマーセール、ブラックフライデーなど)や、「直前割引」「早割」などを頻繁に開催しています。旅行の計画が柔軟であれば、これらのセール時期を狙うのも一つの手です。
また、特定のクレジットカード会社(特にアメリカン・エキスプレスなど)と提携した割引クーポンコードが提供されることもあります。決済前に、利用可能なクーポンがないか確認する習慣をつけると良いでしょう。
4. 「航空券+ホテル」で検索する
前述の通り、エクスペディアの最大の強みはパッケージ割引です。旅行先と日程が決まっているなら、まずは「航空券+ホテル」のセットで検索してみることを強くお勧めします。航空券とホテルを個別に検索した合計金額と比較し、どれだけ安くなるかを確認するのが賢い使い方です。
利用するメリット・デメリット

ここでは、あらゆる情報や評判・口コミを見て感じた、エクスペディアを利用する主なメリットと、注意すべきデメリットを具体的に整理します。利用を判断する上でも重要なポイントです。
利用するメリット
- パッケージ割引が強力
やはり最大の魅力は「航空券+ホテル」のセット割引です。これはエクスペディアが航空会社やホテルからセット販売専用の卸売価格で在庫を仕入れているために実現できます。時期や行き先によっては、個別手配より数万円単位で安くなることも珍しくありません。 - 豊富な選択肢
世界中の膨大な数のホテル(数十万軒以上)や航空会社(数百社)を、一つの画面で横断的に検索・比較できる利便性は非常に高いです。価格、立地、設備、評価などで細かく絞り込めるため、自分の希望に合ったプランを見つけやすいです。 - 会員価格とセール
無料の「One Key」会員になるだけで、対象ホテルがすぐに10%以上OFFになるなど、宿泊実績がなくても即時的な割引を受けやすい点が強みです。また、アプリ限定セールや季節ごとのプロモーションも頻繁に開催されています。
注意すべきデメリット
- トラブル時のサポート
「電話が繋がりにくい」「サポートの日本語が不慣れ」といった口コミが一定数見られます。これはサポート拠点が海外にあることや、グローバル共通のシステムで対応しているためと推察されます。国内企業と同等の手厚いサポートを期待すると、ギャップを感じる可能性があります。 - 情報の齟齬
稀に「予約サイト上の情報と、実際の提供元(航空会社・ホテル)の規定が異なっていた」というケースが報告されています。特に多いのが航空券の受託手荷物枠(LCCなどで「無料」と表示されていたが実際は有料だった等)や、ホテルの設備(「朝食付き」とあったが現地では違った等)です。 - キャンセルポリシーの厳しさ
お得なプラン(特に割引率の高いホテルやパッケージ)ほど、「返金不可」「変更不可」の条件が厳しいことが多いです。予約を確定する前に、キャンセル規約を注意深く確認することが必須です。
結論として、「トラブルなくスムーズに旅行が完了すれば、価格面で非常に満足度が高い」一方で、「万が一の変更やトラブルが発生した際には、国内サイトと比べて、解決に手間取る可能性がある」サービスだと言えます。この両面性を理解することが重要です。
利用者の口コミ・レビュー

ここでは、実際にエクスペディアを利用した方の口コミやレビューの一部を紹介します。
航空券の予約がスムーズに出来て履歴も見やすいので助かってます。 海外航空券はここで予約すればコスパもタイパもグッドです。
Yさん 【出典:Google Play 口コミ】
10 年前からずっと使ってます。ほかのサイドも使ったことがありますが、やはりexpediaが検索やすい、情報が分かりやすく便利です。だから、国内含む、海外旅行もexpediaを利用します。満足です。
Tさん 【出典:Google Play 口コミ】
旅行会社を通さず安くチケットが取れるので、最近よく利用してします。 オプションも付けれるし、ホテルも選べて、部屋のグレードも細かく選択できます。 簡単に手続きできるので、これから旅行会社に足を運んで予約するのはなくなるかもって思います。
Kさん 【出典:Google Play 口コミ】
航空会社による航空券の変更があり、問い合わせの電話した時に、すごく丁寧に対応、説明をしてくれて助かりました。
20代/女性 【出典:オリコン顧客満足度ランキング】
航空券購入後のフォローが素晴らしかった。当日空港でアプリの通知で搭乗口や遅延情報、バゲージクレームの情報が的確に提供された。
30代/男性 【出典:オリコン顧客満足度ランキング】
いつも利用しますが、宿泊費と航空券がセットで、ほぼ宿泊費がただみたいな価格で、大変満足しています。
50代/女性【出典:オリコン顧客満足度ランキング】
航空券と宿泊で利用しました。
初めて利用したのですが、レスポンスが早く、アプリでチャットが出来るため、かなりスムーズでした。親切丁寧で、信頼できる会社だと思いました。
航空券に関しては、エア・カナダのbookingサイトとリンクして、即アップできました。
日本の観光に関しては、興味を引くスポットがたくさんあり、宿泊も取りました。
旅行が楽しみです。Tさん 【出典:みん評 口コミ】
旅行先でトラブルに巻き込まれ、時間もなく不安な状況の中、電話サポートの方が他社のサービスも選択肢に含めて解決方法を真摯に考えてくださり非常に頼もしかったです。
正直、こんなにサービスが良いと思ってなかったです。
担当の方に恵まれたのかもしれませんが、Expediaの印象がガラッと良くなりました。Tさん 【出典:みん評 口コミ】
エクスペディアの評判・口コミ|安全性とトラブル対策

エクスペディアの魅力的な価格設定と、その裏にある仕組みを理解したところで、次により深く切り込むべきなのが「悪い評判」の真相と、万が一の時の具体的な対処法です。安心して利用するためにも、リスクと対策をしっかり把握しておきましょう。
エクスペディアの安全性は大丈夫?
「エクスペディアは危ない」という評判についてですが、これは決して「詐欺サイトだから危ない」という意味ではありません。エクスペディアは米国ナスダックに上場する世界最大手の企業グループであり、その信頼性は担保されています。
この「危ない」という評判は、主に以下の2つの側面に起因しているようです。
1. 予約や決済のトラブル報告
1つは、予約や決済に関するトラブルが実際に一定数、発生していることです。「予約したのに現地で予約されていないと言われた」「キャンセルしたのに返金されない」「二重請求された」といった深刻なトラブルが報告されています。
実際に日本の国民生活センターも、海外のオンライン旅行予約サイト(OTA)に関するトラブルについて注意喚起を行っています。相談事例としては、「キャンセルしたのに高額なキャンセル料を請求された」「予約確認メールが届かず、サイトに連絡も取れない」といったものが挙げられています。 (出典:国民生活センター『インターネットで予約したホテルや航空券のトラブル』)
これは、エクスペディア側のシステムと、世界中にある無数のホテル・航空会社の予約システムとをリアルタイムで連携させることの技術的な複雑さに起因する部分が大きいと推察されます。
2. 法的な立ち位置の違い
もう1つは、法的な立ち位置です。これは利用者にとって非常に重要なポイントです。
エクスペディアはアメリカの企業であり、日本の「旅行業法」に基づく登録(観光庁長官登録旅行業第〜号のような)を受けていません。
これは、日本の法律に基づいて運営されている国内の旅行会社(例:楽天トラベルやエアトリ、JTBなど)とは根本的に異なる点です。国内の登録業者は、日本の法律に基づき、旅行者保護の仕組み(例:苦情処理体制の整備)や、万が一倒産した際などに消費者を保護する「弁済業務保証金制度」の対象となります。
海外サイトであるエクスペディアはこの枠組みの適用外となるため、トラブルが発生した際の法的な救済プロセスが国内企業とは異なるのです。
もちろん、エクスペディアは決済セキュリティの国際基準であるPCI-DSSに準拠しており、クレジットカード情報が危険にさらされるようなサイトではありません。
ただし、上記のような「法的なセーフティネットが国内企業とは異なる」こと、そして「システム連携の複雑さから一定数のトラブルが発生している」という事実は、利用者が認識しておくべき点だと言えます。
「ひどい」「危ない」の評判は本当?

エクスペディアの評判を調べると、評価が「非常に良かった(安かった)」という声と、「悪かった(サポートがひどい)」という声に明確に二極化していることが分かります。これは、エクスペディアのビジネスモデルの特性をよく表しています。
悪い評判(ひどい・危ない)の具体例
悪い評判として具体的に挙がるのは、やはりカスタマーサポートに関するものが中心です。これらは特に、予期せぬトラブル(欠航、ホテルの不備、急なキャンセル)が発生した際に顕在化します。
- トラブル発生時にサポートへ電話をかけても、長時間待たされたり、なかなかつながらなかったりする。
- 電話がつながっても、日本語が不慣れなオペレーターに当たり、話が正確に伝わらなかったり、問題解決に至らなかったりした。
- キャンセルや返金の手続きを依頼したが、その後の処理が非常に遅い、または忘れられていた。
- チャットサポート(バーチャルエージェント)が機械的な応答ばかりで、複雑な問題が解決しなかった。
良い評判(安かった・便利)の具体例
一方で、良い評判は、そのほとんどが「価格」と「利便性」に集中しています。
- 「航空券+ホテル」のパッケージ割引で、他社や個別手配よりも圧倒的に安く旅行できた。
- 検索機能が使いやすく、多くの選択肢(ホテル、フライト)を一つの画面で比較して、最適なプランを選べた。
- 公式アプリが便利で、会員割引もすぐに適用され、お得感を実感できた。
これらの評判から「問題なく予約・旅行が完了すれば、価格面でのメリットは非常に大きい。しかし、トラブルが起こると労力が必要になることもある」という傾向が感じられます。このリスクを許容できるかどうか、また、そのリスクを最小限に抑える対策(後述)を自分で講じられるかが、エクスペディアを上手に利用する鍵となります。
ホテルや航空券の予約トラブル対策

エクスペディアに関するトラブルの中で、最も致命的で、絶対に避けたいのが「現地に着いたら予約ができていなかった」という事態です。
これは主に、エクスペディアのグローバル予約システムと、旅行先にある個別のホテルや航空会社のローカルな予約システムとの間で、情報の連携(同期)がうまくいかなかった場合に発生するようです。
この最悪の事態を未然に防ぐために、予約後には以下の行動を必須のルーティンとして強く推奨します。これはエクスペディアに限らず、海外OTAを利用する際の「自己防衛策」として非常に重要です。
予約後に必須の「二重チェック(ダブルチェック)」
エクスペディアで予約を完了させた後、「予約完了メールが来たから安心」とは考えず、必ず以下の2点を実行してください。
- 証拠の保全(スクリーンショットとPDF保存)
- 【最重要】ホテル・航空会社への「直接の予約確認」
1. 証拠の保全
予約完了画面(予約番号=旅程番号が表示された画面)と、エクスペディアから送られてくる予約確認メール(バウチャー)は、必ずスクリーンショットやPDFで保存してください。そして、それをスマートフォン本体やクラウドストレージ(Google Driveなど)に保存し、オフラインでも確認できるようにしておきます。万が一、現地で「予約がない」と言われた際に提示できる客観的な証拠となります。
2. 【最重要】ホテル・航空会社への直接確認
旅行の数日前(心配な方は予約直後)に、あなたが予約したサービス提供元(ホテルや航空会社)に直接、電話またはメールで連絡を取ります。
その際、以下の情報を伝えてください。
- 「エクスペディア(Expedia)経由で予約した(あなたの氏名)です。」
- 「宿泊日(または搭乗日)は○月○日です。」
- 「予約は正しく入っていますでしょうか?」
エクスペディアの「旅程番号」とは別に、ホテルや航空会社独自の「予約番号(確認番号)」が予約確認メールに記載されている場合は、それも伝えるとスムーズです。
この「二重チェック」さえ行っておけば、万が一予約が反映されていなくても、出発前に問題を検知し、エクスペディアのサポートに対応を求める時間的余裕が生まれます。現地で途方に暮れるリスクを限りなくゼロにできる、最も有効な手段です。
キャンセル・返金の手順と注意点

旅行の予定が変わり、キャンセルや変更が必要になることもあります。エクスペディアでの手続きは、まず「予約時のキャンセルポリシー(規約)」がすべての大前提となります。これが絶対的なルールです。
1. 予約前に「キャンセルポリシー」を必ず確認
エクスペディアで安く提供されているプラン(特に割引率の高いホテル料金やパッケージツアー)の多くは、「返金不可」または「変更不可」となっていることが多いです。
予約を確定するボタンを押す前に、そのプランのキャンセル規約(「いつまでが無料キャンセル期間なのか」「手数料はいくらかかるのか」「全額返金不可ではないか」)を、必ず詳細まで確認しましょう。この確認を怠ると、後で「キャンセルできない」と慌てることになります。
2. 手続きの具体的手順
キャンセル手続き自体は、エクスペディアのサイトやアプリにログインし、「予約管理(旅程)」ページから行えることがほとんどです。該当する予約を選び、「キャンセルオプション」や「予約のキャンセル」といったボタンから進めます。
ただし、LCCの航空券や一部のパッケージツアーなどは、エクスペディアのサイト上ではキャンセルできず、「航空会社に直接連絡する必要がある」と案内される場合もあります。その場合は、航空会社のサポートに連絡して手続きを行う必要があります。
3. 返金にかかる時間
無事に「返金可」のプランをキャンセルできた場合、返金処理にかかる時間はケースバイケースです。エクスペディア側で処理が完了しても、最終的にはクレジットカード会社経由での返金となるため、カードの締め日などの関係で、実際に明細に反映されるまで数週間から最大2ヶ月程度かかることもあるようです。
キャンセル手続きが完了したら、その確認メールを必ず保管しておき、カード明細を継続してチェックするようにしましょう。
チャットや電話でのサポート体制

もしトラブルが発生し、予約管理ページだけでは解決できず、サポートへの連絡が必要になった場合、主な窓口は「チャット」と「電話」の2つです。
1. チャット(バーチャルエージェント)の活用
「電話が繋がりにくい」という評判が多いため、まずは公式サイトのヘルプページからチャット(バーチャルエージェント)を試すのが効率的かもしれません。
AIによる自動応答がメインですが、簡単な質問(予約の確認、キャンセル手順の案内など)であれば、チャットで完結できる場合もあります。複雑な問題の場合は、チャットの途中で人間のオペレーターに接続されることもあります。
2. 電話サポートの活用
緊急の要件や、チャットで解決しない複雑な問題の場合は、電話サポートを利用します。「繋がりにくい」ことを前提に、時間に余裕を持ってかけるか、比較的空いていそうな時間帯(平日の日中など)を狙うと良いかもしれません。
エクスペディア カスタマーサービス(日本語対応)
- 電話番号: 03-6362-8013(有料)
- 対応時間: 24時間(年中無休)
※番号や営業時間は変更される可能性があるため、利用時は必ずエクスペディア公式サイトのヘルプページで最新の情報をご確認ください。
電話をかける際は、慌てずに済むよう、以下の情報を手元に準備しておくとスムーズです。
- 予約番号(旅程番号)
- 予約時のメールアドレスと氏名
- 問題の経緯(いつ、何が起きたか)
- 要求したいこと(キャンセルしたい、返金してほしい、など)
冷静に、簡潔に状況を説明できるよう整理してから電話することをお勧めします。
総括:エクスペディアの評判・口コミと安全性
ここまで、エクスペディアの評判や特徴、安さの理由、そして「危ない」と言われる背景と具体的なトラブル対処法について詳しく見てきました。
結論としては、「エクスペディアは、その特性とリスクを理解した上で賢く使えば、かなり便利な旅のツールになる」ということです。
「安い」という大きなメリットの裏には、「サポート体制の懸念」や「海外企業ならではの法的なリスク」が確かに存在します。特に日本の旅行業法が適用されない点は、国内の旅行サイトと同じ感覚で利用すると、万が一の際に「こんなはずではなかった」となりかねません。
しかし、こうしたエクスペディアの評判を事前に把握し、利用者が「自己防衛策」をしっかり講じることで、トラブルの大半は未然に防ぐことができます。
エクスペディアを安全に使うためのチェックリスト
- 「返金不可」のリスクを理解する
安いプランほどキャンセル条件が厳しいことを承知の上で予約する。 - 予約時に規約を熟読する
キャンセルポリシーや手荷物条件など、小さな文字まで必ず確認する。 - 予約後に証拠を保全する
予約完了画面や確認メールは、必ずスクリーンショットやPDFで保存する。 - 【最重要】二重チェックを行う
予約後、必ずホテルや航空会社に直接連絡し、予約が正しく入っているか確認する。
「安さ」という圧倒的なメリットを享受するために、ほんの少しの手間(二重チェックや証拠保全など)を惜しまない。それが、エクスペディアというグローバルなプラットフォームを賢く、安全に使いこなすためのコツだと言えるでしょう。










