エアトリeSIMの口コミ・評判は?使い方や料金比較も紹介

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エアトリeSIMの口コミ・評判は?使い方や料金比較も紹介

海外旅行の準備で悩ましいのが、現地でのインターネット通信ですよね。レンタルWi-Fiは荷物の持ち運びや充電、返却が手間ですし、現地のプリペイドSIMカードは空港での購入や設定が不安です。そんな中、eSIM(イーシム)という物理的なカードが不要なデジタルのSIMを選ぶ人が急速に増えています。

大手旅行サービス「エアトリ」が提供するエアトリeSIMは、日本語サポートもあって安心できそうだと気になっている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に使うとなると、具体的な料金や使い方、設定方法が分からなかったり、もし現地で通信が繋がらなかったらどうしようという不安もありますよね。

また、多くの旅行者に人気の無制限プランやテザリング、他社eSIMとの比較、そして何より実際の口コミや評判も気になるところです。メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握した上で、自分に最適なサービスを選びたいものです。

この記事では、そうしたエアトリeSIMに関する疑問を解消できるよう、サービスの特徴からメリット・デメリット、具体的な使い方、トラブル対策まで情報を網羅的に解説していきます。

記事のポイント
  • エアトリeSIMの基本情報と口コミ・評判
  • 主要国の料金プランと他社eSIMとの比較
  • 購入から設定、現地での使い方までの全手順
  • 繋がら ない時の対処法やテザリングの可否
目次

エアトリeSIMの口コミ・評判と特徴

エアトリeSIMの口コミ・評判と特徴
出典:エアトリeSIM

まずは、エアトリeSIMがどのようなサービスなのか、利用者のリアルな評判からメリット・デメリット、料金体系まで、基本的な情報を詳しく見ていきましょう。海外旅行の通信手段として「買い」なのかどうか、その実態に迫ります。

エアトリeSIMの特徴とは

「エアトリeSIM」とは、格安航空券やホテル予約などで知られる日本の大手旅行会社「エアトリ」が提供する、海外および国内で利用可能なデータ通信専用のeSIMサービスです。

そもそも「eSIM(イーシム)」とは、スマートフォン本体にあらかじめ組み込まれたデジタルSIMのことを指します。従来の物理的なSIMカードのように、小さなカードを抜き差しする必要がありません。利用者はオンラインで通信プランを購入し、送られてくるQRコードなどをスマートフォンで読み込むだけで、現地のインターネット回線を利用できるようになります。

数あるeSIMサービスの中で、エアトリeSIMが持つ最大の特徴は、日本の旅行会社による「手厚い日本語サポート」と「利便性の高さ」です。

エアトリeSIMの基本情報
  • サービス形態: データ通信専用eSIM
  • 対応国: 世界200以上の国と地域
  • サポート: 365日日本語対応(LINE、メール、電話)
  • 設定方法: QRコード読み取り または 手動入力
  • 支払い方法: クレジットカード、PayPay、Apple Pay、コンビニ決済など多数

エアトリeSIMは「eSIMの手軽さ」と「日本の旅行会社ならではの手厚いサポート・利便性」を両立させた、特に日本の海外旅行者に最適化されたサービスと言えます。

利用者の口コミ・評判の傾向

利用者の口コミ・評判の傾向

エアトリeSIMの利用を検討する上で、最も気になるのが実際に使った人の声ですよね。インターネットやSNSでの評判を調査してみると、大きく分けて「サポートの手厚さ」を評価する声と、「価格」に対する指摘が見受けられました。

「日本語サポートが手厚い」「設定が簡単だった」といったポジティブな口コミは非常に多く見られます。特に「渡航先(深夜)で設定に手間取ったが、LINEのチャットサポートが迅速で助かった」「初めてのeSIMだったが、QRコードを読み込むだけで簡単だった」など、eSIM利用が初めての方や、海外での万が一のトラブル対応に不安がある方にとって、365日対応の日本語サポートが大きな安心材料となっているようです。

一方で、「料金が他社と比べてやや高い」「特定の地域で接続が不安定だった」といったネガティブな声も一部で見受けられます。価格面では、世界的に展開しているAiralo(エラロ)やSaily(セイリー)などの海外eSIMサービスと比較し、「同じ国、同じ容量でもエアトリの方が割高だった」という指摘があります。また、通信品質に関しても「都市部は快適だったが、地方の町では繋がりにくかった」など、利用する国や地域、提携している現地キャリアによって差が出る可能性が示唆されています。

評判のポイント

  • 良い点
    日本語サポート(LINE・電話)の安心感が圧倒的。設定が分かりやすいと初心者からの評価が高い。旅行会社「エアトリ」が運営する信頼感。
  • 気になる点
    価格だけ見ると最安値ではない場合が多い。滞在先のエリア(特に地方)によっては通信品質に差が出る可能性。

総じて、エアトリeSIMは、価格の安さだけを追求するよりも、サポート体制を含めた「旅行全体の安心感」を重視する人から強く支持されているサービスだと言えます。これは、安さを追求して現地でトラブルに見舞われ、貴重な旅行の時間を失うリスクを避けるための「保険料」も含まれていると考えると、納得のいく選択肢かもしれません。

エアトリeSIM利用者の口コミ・レビュー

以下ではエアトリeSIMを利用した方の口コミの一部をいくつか紹介します。

設定はおばちゃんが一人でできるくらい、意外と簡単でした。

Mさん 【出典:エアトリeSIM公式】

オランダで1週間ほど、問題なく利用でしました。一時的に低速になったが総じて良好でした。

Kさん 【出典:エアトリeSIM公式】

ハワイの滞在中主にショッピングセンターやカーナビなど外出時利用させていただきましたが問題なくつながりました。無制限なため容量を気にしなくてよいためとても快適でした。有難うございました。
また利用させていただきたいと思います。

Aさん 【出典:エアトリeSIM公式】

ベトナム旅行では、「エアトリeSIMの無制限プラン」を2人分申し込みました。

各々eSimを入れていたおかげで、1人でタクシーに乗っている際マップで現在地確認が出来たし、英語が話せない運転手さんとは翻訳アプリを使ってベトナム語で会話も出来たので大助かりでした。

Kさん 【出典:アメブロ】

実際にネットを使っていてhotlinkの方が体感で動きがややスムーズな感じがしましたが、エアトリeSIMもそこまで遅いと感じることはなく、むしろ想像以上に速いと感じました。

エアトリeSIMはPingの値が少しだけ高めなので、そのあたりがレスポンスの低下に繋がっている印象を持ちましたが、全体的には満足感の高い使い心地でした。

ちなみに、エアトリのeSIMはマレーシアでcelcomdigiの回線に繋がり、通信は安定していました。

Lさん 【出典:Cham】


エアトリeSIMを利用するメリット

エアトリeSIMを利用するメリット
出典:エアトリeSIM

エアトリeSIMには、他の数あるeSIMサービスと比較しても、日本の旅行者にとって特に際立ったメリットがいくつかあります。ここでは「これは便利だ」と感じたポイントを5つに絞ってご紹介します。

1. 圧倒的な安心感!365日の日本語サポート

これは、エアトリeSIMを選ぶ最大の理由と言っても過言ではありません。最大のメリットは、やはり充実した日本語サポート体制です。海外で「ネットが繋がらない」という事態は、地図が見られない、連絡が取れないなど、想像以上に深刻なストレスとなります。

エアトリeSIMなら、LINE、メール、さらに電話(日本時間 8:00~23:00)で、365日いつでも日本のスタッフに日本語で相談できます。特に時差がある国でも対応してもらえる時間が長いのは心強い点です。多くの海外eSIMサービスが英語のチャットサポートのみ(あるいは日本語非対応)である中、この手厚いサポートは初心者にとって安心感に繋がります。

2. アプリで完結!購入から設定までが簡単

従来の海外旅行の準備といえば、物理的なSIMカードの郵送を待ったり、空港でWi-Fiルーターの受け取り・返却手続きに並んだりする必要がありました。エアトリeSIMなら、そうした手間が一切不要です。

公式サイトや専用アプリからプランを購入し、購入後にメールで送られてくるQRコードをスマートフォンのカメラで読み込むだけで、eSIMの設定(プロファイルのインストール)が完了します。購入後すぐに(最短3分と謳われています)設定できるため、出発当日の空港で「通信手段を忘れていた!」と気づいた時でも即座に対応可能です。

3. プランが豊富!無制限プランや200以上の対応国

通信プランの選択肢が多いのも魅力です。韓国やアメリカ、台湾など、日本人に人気の旅行先では「データ無制限プラン」が用意されており、データ容量を気にせず使いたい方(ただし後述の速度制限には注意)に人気です。

もちろん、「そこまで使わない」という方のために、1GBから数十GBまで細かく容量が設定されたプランも多数あります。対応国も世界200以上の国と地域をカバーしており、アジア、北米、ヨーロッパはもちろん、南米やアフリカなど、マイナーな国への渡航でも使えるプランが見つかる可能性が高いです。

4. 支払い方法が多彩で便利

海外のeSIMサービスでは、決済が外貨建て(ドルやユーロ)であったり、支払い方法がクレジットカード(Visa/Mastercardのみ)に限られていたりすることが一般的です。エアトリeSIMは日本の企業が運営しているため、その点でも非常に便利です。

主な支払い方法
  • クレジットカード(JCB, Amex等も対応)
  • PayPay
  • Apple pay
  • メルペイ
  • あと払い(ペイディ)
  • コンビニ決済 / 銀行振込

このように、普段から使い慣れている決済手段を選べるのが大きなメリットです。「海外サイトにクレジットカード情報を入力したくない」という方や、PayPayなどのポイントを貯めたい・使いたい方にも最適です。


気になるデメリットや注意点

メリットが多い一方で、もちろん契約前に知っておくべき注意点(デメリット)もあります。これらを理解した上で選ばないと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。特に重要な4つのポイントをまとめました。

利用前の注意点

  1. 料金は最安値ではない
    サポート体制や日本語対応、日本円決済といった「安心料」が含まれているため、価格競争力だけ見るとAiraloやSailyといった海外eSIMサービスに軍配が上がることが多いです。「とにかく1円でも安く」を最優先する方には不向きかもしれません。
  2. データ専用プランが基本
    提供されているプランは基本的に「データ通信専用」です。現地の電話番号を使った音声通話やSMS(ショートメッセージ)は利用できません。現地のレストラン予約や、タクシー配車アプリ(Uberなど)のSMS認証が必要な場合に困る可能性があります。ただし、LINE通話やWhatsApp、Skypeなど、データ通信を使った音声通話は問題なく利用できます。
  3. 無制限プランの速度制限
    「無制限」と記載があっても、短時間で大容量の通信を行うと、公平利用ポリシー(FUP)に基づき通信速度が低速(例: 128kbpsや256kbps)に制限される場合があります。これは異常な通信による回線パンクを防ぐための措置で、エアトリeSIMに限った話ではありません。「何ギガまで高速か」はプランによるため、動画視聴や大容量ファイルの送受信を頻繁に行う方は注意が必要です。

エアトリeSimの料金プラン

エアトリeSimの料金プラン

エアトリeSIMの料金は、渡航先、日数、データ容量によって非常に細かく設定されています。料金は為替レートや現地の通信事情、キャンペーンによって常に変動するため、ここで紹介するのはあくまで一例(目安)として参考にしてください。

人気エリアの料金プラン例

人気エリアプラン例料金例(目安)備考
韓国無制限プラン (5G/4G)3日間 約2,900円~高速通信が人気
韓国データプラン (1GB/日)3日間 約1,150円~ライトユーザー向け
アメリカ無制限プラン (4G)1日あたり 約930円~広範囲をカバー
アメリカデータプラン (5GB)5日間 約1,950円~滞在日数で選びやすい
台湾無制限プラン (4G)1日あたり 約1,450円~マップや検索に便利
ヨーロッパ周遊データプラン (1GB)7日間 約1,150円~複数国を移動する方向け

料金に関する注意
上記は2025年秋時点での一例です。プランは日々更新され、よりお得なプランが登場したり、価格が改定されたりすることがあります。購入前に必ず公式サイトで最新の価格とプラン詳細を確認してください。

前述の通り、支払い方法の豊富さは大きな強みです。クレジットカード(VISA, Master, JCB, Amex, Diners)はもちろん、PayPay、Amazon Pay、メルペイ、あと払い(ペイディ)、コンビニ決済、銀行振込など、日本のオンラインショッピングと同じ感覚で決済できるのは、海外サービスに抵抗がある方にとって非常に安心できるポイントです。

エアトリeSIMの料金比較と使い方

エアトリeSIMの料金比較と使い方
出典:エアトリeSIM・App Store

ここからは、エアトリeSIMと他社サービスとの違いと、具体的な設定方法、万が一「繋がらない」場合の対策について、さらに掘り下げていきます。実際に使う場面をイメージしながらご覧ください。

人気の他社eSIMとの料金比較

では、結局のところ、エアトリeSIMは他のサービスと比べてどうなのでしょうか? 旅のスタイルによって最適なeSIMは異なります。ここでは「サポート体制」「料金(安さ)」「使いやすさ」の観点で、主要なeSIMサービスと比較してみます。

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サービス名サポート(日本語)料金(傾向)特徴・おすすめな人
エアトリeSIM◎(365日 / LINE・電話可)○(中程度)【サポート重視・初心者】旅行会社ブランドの安心感が第一。日本語で手厚いサポートを受けたい人。
Airalo (エラロ)△(英語中心 / 一部日本語)◎(安価)【価格重視・経験者】世界最安値クラスのプランが多い。対応国・プラン数が圧倒的。サポートは英語が基本。
trifa (トリファ)◎(日本語 / アプリ中心)△(中程度~やや高め)【バランス重視】アプリ完結型で使いやすい。日本企業運営でサポートも日本語対応。
World eSIM◎(日本語 /365日)○(中程度)【プラン豊富】グローバルWiFiで有名な大手日本企業が運営。プランも豊富で選びやすい。

このように比較すると、エアトリeSIMの立ち位置が明確になります。「価格」よりも「安心」を優先するなら、エアトリeSIMは有力な選択肢でしょう。

eSIMを選ぶ目安

  • 価格重視・eSIM経験者・英語サポートOK: Airalo や Saily(セイリー)
  • サポート重視・eSIM初心者・トラブルが不安: エアトリeSIM や trifa、World eSIM

多少料金が高くても、「万が一の時に日本語で即座に相談できる安心感」は、慣れない海外での貴重な時間を守るための投資とも言えます。ご自身のeSIM経験値や語学力、旅行目的の重要度に応じて選ぶと良いでしょう。


使う前の対応機種チェック

使う前の対応機種チェック

エアトリeSIMを購入する前に、絶対に確認しなければならないことが2つあります。これを怠ると、購入したeSIMが一切使えず無駄になってしまうため、最も重要なステップです。

1. eSIM対応機種であること

まず、お使いのスマートフォンやタブレットがeSIM機能に対応している必要があります。

  • iPhone:2018年発売のiPhone XR / XS シリーズ以降のモデル(iPhone 11, 12, 13, 14, 15, SE 第2/第3世代など)が対応しています。
  • Android:Google Pixel シリーズ(Pixel 4以降など)、Samsung Galaxy シリーズ(S20以降など)、Xperia、AQUOS、Oppoなどの比較的新しいモデルの多くが対応しています。

一番確実な確認方法は、ご自身のスマートフォンの「設定」画面を開き、「モバイル通信」(または「ネットワーク」)の項目に「eSIMを追加」や「SIMを追加」といったメニューが存在するかどうかを確かめることです。

2. SIMロックが解除されていること

これが最も重要です。日本のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)で購入した端末には、「SIMロック」という、購入したキャリア以外の回線を使えなくする制限がかかっている場合があります。

エアトリeSIM(や他の海外eSIM)を利用するには、このSIMロックが解除された「SIMフリー」の状態であることが絶対条件です。

現在、総務省のガイドラインにより、一定の条件を満たした端末(例:2021年10月1日以降に発売された端末)は原則としてSIMロックが設定されずに販売されるか、利用者からの申し出により無料で解除することが義務付けられています。(出典:総務省「テレコム競争政策ポータルサイト」

ご自身の端末がSIMフリーかどうか分からない場合は、契約している携帯キャリアのマイページ(My docomoなど)で確認するか、サポート窓口に問い合わせて、必要であれば渡航前に必ずSIMロック解除の手続きを済ませておきましょう。

eSIMの使い方と設定方法

eSIMの使い方と設定方法

エアトリeSIMの利用開始までは、大きく分けて「購入」「インストール」「現地で有効化」の3ステップで完了します。非常に簡単ですが、eSIMの「インストール」作業にはWi-Fi環境が必要な点にだけ注意してください。

STEP 1:プランの購入

エアトリeSIM公式サイトまたは公式アプリから、会員登録(またはログイン)をします。次に、渡航先(国名)、利用したい日数、必要なデータ容量(例:5GBや無制限など)を選択し、プランを購入します。決済が完了すると、登録したメールアドレス宛に、eSIMを設定するために必要な情報(QRコードや手動設定コード)が即時送信されます。

STEP 2:eSIMのインストール(渡航前推奨)

日本国内の安定したWi-Fi環境下で(または空港のフリーWi-Fiなどで)、以下の手順でeSIMをスマートフォンにインストールします。この時点ではまだ利用開始(日数カウント開始)にはなりません。

QRコード読み取りの注意点
eSIMのインストールは、通常メールで届いたQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで行います。そのため、QRコードを表示する別の端末(PC、タブレット、同行者のスマホなど)があるとスムーズです。
もし端末が1台しかない場合は、QRコードの代わりに「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」を手動で入力する方法でも設定可能です。

iPhoneの場合:
[設定] → [モバイル通信] → [eSIMを追加] の順に進み、「QRコードを使用」を選択してメールで届いたQRコードをスキャンします。画面の指示に従い、eSIMを「副回線」や「旅行用」などとして追加します。

Androidの場合:
[設定] → [ネットワークとインターネット] → [SIM](または「+」)→「SIMをダウンロードしますか?」と進み、QRコードをスキャンします。(機種によりメニューの名称が若干異なります)

インストールが完了したeSIMは、絶対に「削除」しないでください。一度削除すると、同じQRコードでは二度とインストールできず、再発行(再購入)が必要になる場合があります。

STEP 3:現地での有効化

渡航先の空港に到着したら、以下の設定を行います。

  1. 日本で使っていた物理SIM(または主回線のeSIM)の「データローミング」は「オフ」のままにします。
  2. スマートフォンの「機内モード」を「オフ」にします。
  3. [設定] → [モバイル通信]に進み、「モバイルデータ通信」に使用する回線を、日本国内のSIMから今回追加した「エアトリeSIM」(旅行用など設定した名前)に切り替えます。
  4. そして、今回追加した「エアトリeSIM」の「データローミング」を必ず「オン」にします。(※これがオフだと現地の電波を掴めません)

通常、これで数分以内に現地の提携ネットワーク(例:韓国ならSK Telecomなど)に自動的に接続され、インターネットが使えるようになります。

現地で繋がらない時の対策

現地で繋がらない時の対策

現地で上記の設定をしても「繋がらない」「電波を掴まない」と焦ることがあるかもしれません。その際は、サービス障害を疑う前に、まず以下の5つの点を確認してみてください。ほとんどの場合、デバイス側の単純な設定ミスや、一時的な電波の掴み損ねが原因です。

1. データローミングは「オン」か?

これが最も一般的な原因です。エアトリeSIMは現地の提携キャリアの電波を「ローミング」して利用する仕組みです。インストールしたエアトリeSIM回線の「データローミング」設定が「オン」になっているか、再度確認してください。

2. 機内モードのオン・オフ

機内モードが「オン」のままになっていないか確認してください。もし「オフ」になっていても繋がらない場合、一度「機内モード」をオンにし、10秒ほど待ってから再度「オフ」に戻す操作を試みてください。これにより、スマートフォンが強制的にネットワークを再検索し、電波を掴み直すことがあります。

3. 端末の再起動

機内モードのオン・オフでも改善しない場合、スマートフォンの電源を一度完全にオフにし、再度オンにする(再起動)と、接続がリセットされて正常に繋がることがよくあります。

4. モバイルデータ通信の回線選択

[設定] → [モバイル通信]で、「モバイルデータ通信」が、日本のSIMではなく「エアトリeSIM」に正しく設定されているか確認してください。

5. (Androidの場合)APN設定

iPhoneでは通常不要ですが、一部のAndroid端末や特定のプランでは、APN(アクセスポイント名)の手動設定が必要な場合があります。購入時のマニュアルにAPN情報(例:m-air.jp など)の記載がなかったか確認し、必要であれば設定してください。

これら5つの基本的な対処法を試しても解決しない場合は、空港やホテルのフリーWi-Fiに接続し、エアトリeSIMの日本語サポート(LINEやメール)に連絡しましょう。その際、エラー画面のスクリーンショットや、試した操作を具体的に伝えると、スムーズな解決に繋がります。

無制限プランとテザリングの補足

無制限プランとテザリングの補足

多くの旅行者からの人気を誇る「無制限プラン」ですが、「無制限」という言葉を文字通り「どれだけ使っても速度が一切落ちない」と解釈するとリスクも考えられます。

これはエアトリeSIMに限りませんが、世の中の多くの「無制限プラン」には、公平利用ポリシー(Fair Usage Policy: FUP)というルールが適用されます。これは、一部のユーザーが短時間で膨大なデータ通信(例:高画質動画の連続視聴、大容量ファイルのダウンロード、テザリングの酷使など)を行うことで回線帯域が独占され、他の多くのユーザーの通信速度が低下することを防ぐための措置です。

具体的には、「1日あたり3GB(または5GBなど)を超えて使用した場合、当日の通信速度を低速(例:128kbpsや256kbpsなど)に制限する」といった内容が、プランの利用規約や詳細説明に必ず記載されています。

速度制限(128kbps)でできること・できないこと

  • できる: LINEやWhatsAppでのテキストメッセージの送受信、メール(文字のみ)の送受信。
  • 難しい: Googleマップの表示(非常に遅い)、Webサイトの閲覧、SNSの画像表示。
  • ほぼ不可能: 動画視聴(YouTube, Netflixなど)、LINE通話、インスタのストーリー投稿。

つまり、「高速データ通信が使い放題」という意味ではないことを理解しておく必要があります。「何ギガまで」高速通信が可能なのかは、購入するプランの規約によって異なりますので、テザリングで動画視聴などを多用する予定の方は、購入前に必ず詳細を確認してください。

テザリングは利用できる?

結論から言うと、エアトリeSIMはテザリング(インターネット共有)に対応しています。

これにより、ご自身のスマートフォンを親機(モバイルWi-Fiルーター)として機能させ、PC、タブレット、同行者のスマートフォンなど、複数のデバイスを同時にインターネットに接続することが可能です。

例えば、以下のような場面で非常に便利です。

  • 空港やカフェでPCを開いて、メールチェックや作業をしたい時
  • ホテルやAirbnbのWi-Fiが遅い、または無い場合に、タブレットで動画を見たい時
  • 家族や友人と通信容量をシェアしたい時(※その分、親機のデータ消費は早くなります)

ただし、テザリングはスマートフォン単体で利用するよりもデータ消費量が非常に大きくなりがちです。特に無制限プランを利用している場合、テザリングでの大容量通信(PCでのOSアップデートや高画質動画ストリーミングなど)は、前述の公平利用ポリシー(FUP)による速度制限の対象となりやすいため、使いすぎには十分注意しましょう。


総括:エアトリeSimの口コミ・評判と使い方

ここまで様々な角度からエアトリeSIMについて紹介してきましたが、個人的な結論として、エアトリ eSimは海外旅行の通信手段として、特にeSIM初心者の方におすすめできるサービスです。

確かに、料金だけを比較すればAiraloなどの海外サービスにもっと安いプランがあるのは事実です。しかし、海外という慣れない土地で、もし「ネットが繋がらない」というトラブルに見舞われた時、英語のチャットボットやサポートと、不慣れな専門用語を交えてやり取りするのは、想像以上に大きなストレスとなります。

365日、LINEや電話で「日本語」で相談できるという絶対的な安心感は、その価格差を補って余りある価値があると考えられます。トラブル対応で半日を無駄にしてしまうリスクを考えれば、これは賢明な「保険」と言えます。国内でのeSIMサービスは他にもありますが、ご自身の好みや目的に合わせて検討すると良いでしょう。

エアトリeSIMはこんな方におすすめ

  • 初めてeSIMを使うので、設定や現地での利用に不安がある方
  • 万が一のトラブル時、絶対に日本語でサポートを受けたい方
  • 海外サービスへのクレジットカード登録や英語でのやり取りに抵抗がある方
  • 旅行会社「エアトリ」の信頼感を重視する方

本記事で紹介したプラン内容、料金、サービス仕様等は2025年11月時点の調査情報に基づいています。サービス内容は予告なく変更される場合がありますので、最終的なお申し込みの際は、必ずエアトリeSIM公式サイトにて最新の情報をご確認の上、ご自身の判断でお手続きください。

ぜひエアトリeSIMで快適なインターネット環境を確保して、ストレスフリーな海外旅行を存分に楽しんでください。


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