英語学習を始めたいと考えてベルリッツ(Berlitz)を検討していると、評判や口コミについて気になる方も多いはずです。特に料金が高いのではないかという不安や、本当に効果があるのかといった疑問もあるでしょう。また、英語の初心者でもレッスンについていけるのか、後悔しないかといった心配の声も目にします。ほかにも、ビジネス英会話の質や、子供を対象にしたキッズ向けコースの内容、場所を選ばないオンラインレッスンの使い勝手に関する情報を探している方もいるかもしれません。この記事では、そんな数あるスクールの中でも長い歴史を持つベルリッツに焦点を当てて、実際に通うことで得られるものや、知っておくべきポイントについてまとめています。英会話サービス選びで迷われている方の参考となれば幸いです。
- ベルリッツの英会話レッスンの特徴と学習メソッド
- 主なコース展開と受講スタイルに応じた料金プラン
- 利用者の評判・口コミの傾向とメリット・デメリット
- ベルリッツの特徴を踏まえた上で受講がおすすめな人
ベルリッツの特徴と評判・口コミ

英語学習のスクール選びは、決して安い買い物ではないからこそ、実際の評判やスクールの実態をしっかりと把握しておきたいですよね。ここからは、ベルリッツが長年にわたって支持され続けている理由や、スクール全体の特徴、評判・口コミの傾向について掘り下げてみたいと思います。
ベルリッツの基本情報

語学スクールを選ぶ際、その会社の背景や実績も気になるところですよね。ベルリッツ(Berlitz)は、1878年にアメリカで創設された語学教育ブランドです。140年以上という非常に長い歴史を持っていることに驚かれる方も多いのではないでしょうか。日本でも1966年に第1号校が開校して以来、長年にわたって質の高い語学教育を提供し続けています。
現在は、カナダの大規模な語学学校グループであるILSCホールディングスの一員となっており、グローバルなネットワークをさらに強化しているようです。長きにわたって世界中で支持され続けているという事実は、それだけで教育メソッドの確からしさを証明しているように思えます。また、オリコン顧客満足度®調査「英会話教室 学習効果」において、2025年・2026年と2年連続で第1位を受賞しています。
(出典:オリコン顧客満足度ランキング|英会話教室)
英語以外の多言語にも対応
ベルリッツと聞くと「英会話スクール」というイメージが強いかもしれませんが、実は英語以外の言語にも広く対応している総合的な語学スクールです。フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語など、なんと40以上の言語のレッスンを提供しています。
グローバル化が進む現代では、ビジネスの相手が英語圏の人々だけとは限りません。アジアの新興市場やヨーロッパのパートナー企業と直接、現地の言葉でコミュニケーションを取りたいというニーズも増えているはずです。英語を習得した後、さらに別の言語に挑戦したいと思ったときにも、同じメソッドで学び続けられる環境があるのは心強いですね。
世界的な企業やスポーツ団体との提携実績
ベルリッツは個人向けのスクールだけでなく、企業向けの語学研修でも強い存在感を持っています。国内5,500社以上、世界20,000社以上の法人導入実績があり、企業の経営層や海外赴任前のエグゼクティブ研修としても選ばれていることからも、ビジネスの現場で通用する実践的な語学力を育てる機関として社会的な信頼が厚いことがわかります。
また、興味深い点として、日本のトライアスロンナショナルチームなど、トップアスリートの語学力強化をサポートする契約も結んでいます。世界を転戦し、多様な国籍の選手やメディアとコミュニケーションを取る必要があるアスリートにとって、語学力は競技力の一部とも言えます。そうした厳しい環境で戦う人々に選ばれているスクールだと思うと、学ぶ側としてもモチベーションが上がりますね。
独自の英会話メソッド
皆さんは、英会話のレッスンというとどのような風景を想像しますか?テキストを見ながら講師が日本語で文法の解説をしてくれる、という学校の授業のようなスタイルを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、ベルリッツのレッスンの最大の特徴は、レッスン中に日本語を一切使わない「ベルリッツ・メソッド」を採用していることです。これは目標とする言語のみを使って教える直接法と呼ばれるアプローチで、英語を学ぶなら英語だけを使ってコミュニケーションをとるという徹底したルールに基づいています。
最初は「日本語のサポートなしで本当にレッスンが成り立つのか」と不安に感じるかもしれません。ですが、この環境こそが、英語上達への近道なのだと感じています。なぜなら、わからない単語があった場合でも、講師はジェスチャーや簡単な英単語への言い換えを使って、なんとか英語で意味を伝えようとしてくれるからです。これにより、受講生も必死に英語で理解しようと頭をフル回転させることになります。
ベルリッツ・メソッドのポイント
- 学習言語(英語)のみを使用する完全イマージョン環境
- 翻訳を介さずに言葉と意味をダイレクトに結びつける
- 間違いはその場で訂正され、正しい表現を反復練習する
英語で考える力「英語脳」を養う
私が特に魅力を感じているのが、このメソッドが「英語脳」を育てるのにも適しているという点です。日本語を介さずに英語を聞いて、そのまま英語で理解し、英語で返す。この思考回路ができると、会話のスピードと自然さが格段に上がります。
頭の中で「日本語を聞く → 英語に翻訳する → 英語で話す」というプロセスを踏んでいるうちは、どうしても会話にタイムラグが生まれてしまい、実際のビジネスや日常会話のテンポについていくのが難しくなります。ベルリッツのレッスンでは、翻訳する時間を与えられないくらいのテンポで会話が進むため、半ば強制的に英語で考える習慣が身につくようです。これは、実践での英語力を養う上で理にかなった方法だと言えます。
発話量を最大化するレッスンスタイル
さらに、ベルリッツのレッスンは講師が一方的に話すのではなく、受講生が主役になるように設計されています。英会話スクールに通っていても、「結局先生の話を聞いている時間の方が長かった」という経験をしたことがある方は少なくないと思います。しかし、ベルリッツではとにかく口を動かしてアウトプットすることを求められます。知識をインプットするだけでなく、実践的な練習の場としてレッスンをフル活用できるのは、大きな魅力だと感じます。
主なコースの種類と特徴

ベルリッツには、一人ひとりの年齢や目標、さらには日々のライフスタイルに合わせて選べる多彩なコースが用意されています。大人向けの本格的なビジネス英会話から、最新のAIを取り入れた柔軟な学習スタイル、そして子供や学生に向けた専門プログラムまで、その選択肢の広さには驚かされます。ここでは、ご自身にぴったりの学び方を見つけていただくために、ベルリッツを代表する主なコースの種類と、それぞれの特徴について順番にご紹介していきます。
大人向けの日常・ビジネス英会話
ベルリッツのコースは、学習者の目的に応じて細かく分かれています。大人向けの代表的なものとして「日常英会話コース」と「ビジネス英会話コース」があります。
日常英会話コースでは、趣味や海外旅行、日常的な外国人との交流で使える表現を学びます。初心者であっても段階的にステップアップできるカリキュラムが組まれているので安心です。一方、ビジネス英会話コースは、会議の進行、プレゼンテーション、電話対応、複雑な条件交渉など、ビジネスの最前線で求められる実践的なスキルを磨くことに特化しています。業種や職種に応じたカスタマイズが可能なので、ITエンジニアなら専門用語を交えた進捗会議の練習、営業担当なら商談の練習といった具合に、自分にぴったりの内容で学ぶことができます。
AIとプロ講師を組み合わせた「Berlitz Flex」
最近のトレンドを取り入れた非常に興味深いプログラムが「Berlitz Flex(ベルリッツ フレックス)」です。これは、AIを活用した自己学習と、外国人講師とのオンラインでのマンツーマンレッスンを組み合わせたハイブリッド型のコースです。
忙しい社会人にとって、決まった時間に教室に通うのはなかなか難しいですよね。Berlitz Flexなら、通勤時間などのスキマ時間を使ってAI相手に発音やフレーズの反復練習(インプットと基礎アウトプット)を行い、十分に準備をした上で、実際の講師とのオンラインレッスン(実践アウトプット)に臨むことができます。自己学習のペースメーカーとしてAIを活用しつつ、最終的には生身の人間とのコミュニケーションで実践力を試すという効率的で理にかなったシステムだと思います。
キッズから学生向けの専門プログラム
ベルリッツは大人だけでなく、幼児から中高生、大学生に向けたプログラムも充実しています。ベルリッツ・キッズでは、子ども向け指導トレーニングを受けた外国人講師が、ゲームやアクティビティを通じて、子どもたちが楽しみながら自然と英語を身につけられるよう指導します。ベルリッツ・キッズは4歳〜小学6年生、オンラインは小学3〜6年生を中心に提供されています。
また、中高生向けのティーンズコースでは、学校の試験対策だけでなく、将来の留学やグローバルな活躍を見据えた実践的な英会話力を養います。大学生・院生向けの「就活英語コース」では、外資系企業などの英語面接対策や自己アピールの方法を専門的に指導してもらえるため、就職活動の強力な武器になります。若い時期からこのような本格的な異文化コミュニケーションの場を持てるのは、本当にうらやましい環境だと感じます。
カスタマイズ自在な実践的カリキュラム
マンツーマンレッスンにおいては、決まったテキストをただ順番にこなすのではなく、受講生一人ひとりの目的や業務内容に合わせてカリキュラムを柔軟にカスタマイズできるのも大きな魅力です。
例えば、「来週、海外のクライアントとオンライン会議がある」「英語でのプレゼンテーションを控えている」といった具体的な課題があれば、自分が実際に使う資料を持ち込んで、そのシチュエーションに特化したロールプレイを行うことも可能です。一般的な「レストランでの注文の仕方」といったテキストの枠を超えて、明日の仕事でそのまま使える英語を練習できるのは、多忙な社会人にとって費用対効果の高い時間の使い方ですよね。
ポジティブな評判の傾向

スクール選びにおいて、実際に通っている方々のリアルな声は最も信頼できる判断材料になりますよね。ベルリッツの口コミを調べてみると、ただ会話を楽しむだけでなく、確かな成長を実感している声が多く見受けられました。ここでは、受講生から寄せられたポジティブな評判の中で、特に目立っていた傾向を3つのポイントに分けてご紹介します。
仕事ですぐに使える実践力が身につく
良い口コミの中で最も目立つのが、「ビジネスシーンで即戦力となる英語力が身についた」という声です。
「自分の業務に直結したシチュエーションでロールプレイをしてくれるので、次の日の会議でさっそく習ったフレーズを使えた」「自分の業界特有の専門用語を交えてディスカッションの練習ができた」といった、カスタマイズ性の高さを評価する意見が多く見られます。一般的な英会話スクールでは、決まったテキストの「空港での入国審査」や「レストランでの注文」といった内容から抜け出せないこともありますが、ベルリッツでは受講生のリアルな悩みにダイレクトに答えてくれるため、学習のモチベーションが保ちやすいようです。
レッスンの質が高くモチベーションが上がる
また、講師の質やレッスンの進め方に対する満足度も非常に高い傾向があります。
「先生がとてもプロフェッショナルで、間違えた文法や発音をその場ですぐに、しかも嫌な顔ひとつせずに直してくれる」「うまく言えたときには大げさなくらい褒めてくれるので、自己肯定感が上がり、もっと話したいと思える」といった声が寄せられています。大人になってからの学習は孤独になりがちで、挫折しやすいものですが、厳しいトレーニングを受けた講師が熱意を持って伴走してくれる環境は、大きな支えになりますよね。
リスニング力と発音の改善を実感
「英語脳」の育成を掲げるベルリッツ・メソッドの効果として、「リスニング力が飛躍的に向上した」という口コミも多数存在します。
「最初はネイティブの速い英語が全く聞き取れなかったのに、数ヶ月後には英語のまま意味が理解できるようになり、洋画を字幕なしでも楽しめる部分が増えた」「長年カタカナ英語から抜け出せなかったが、徹底的な反復練習のおかげで、正しい発音とリズムが身についた」といった体験談は、実践的な環境で英語に浸ることの威力を物語っています。頭の中で日本語に翻訳する癖が抜けることで、コミュニケーションのスピード感についていけるようになるのは素晴らしい成果だと思います。
気になる悪い評判の傾向

どんなに素晴らしいスクールでも、すべての人に完璧に合うわけではありませんよね。後悔しないスクール選びのためには、ポジティブな意見だけでなく、ネガティブな声にも耳を傾けることも必要です。ここでは、料金面やシステムに関する不満など、入会前に知っておきたい「気になる評判」の傾向をご紹介します。
費用が高く継続が難しいという声
一方で、ネガティブな口コミとしてどうしても避けられないのが「料金の高さ」に関するものです。
「レッスン内容は本当に素晴らしくて身につく実感があるけれど、やはり学費が高い」「半年で数十万かかるので、気軽に始めるにはハードルが高すぎる」「オンライン英会話の安さに慣れていると、一回のレッスン単価が高く感じてしまう」といった声です。これは、ベルリッツが提供する高品質なサービスの裏返しでもあります。先ほども触れたように、自分にとってその投資が将来的に見合うものなのか、予算と目的をしっかりと照らし合わせる必要があります。
オールイングリッシュが初心者には厳しいという声
また、学習初心者の方からは「初日から日本語一切なしのレッスンはプレッシャーが大きすぎた」という戸惑いの声も見受けられます。
「単語も文法もあやふやな状態で入会してしまい、レッスン中ずっと冷や汗をかいていた」「日本語で丁寧に文法の説明をしてほしかったのに、それが叶わなくて理解が追いつかなかった」といったケースです。ベルリッツの講師は初心者に対してゆっくり話したり、簡単な言葉に言い換えたりする技術を持っていますが、それでも「どうしても日本語の解説が欲しい」という完全なゼロからの初心者にとっては、スパルタに感じてしまうことがあるようです。
講師を選べないことへの不満
もう一つ指摘されやすいのが、「自分でお気に入りの講師を自由に予約できない」というシステムに対する不満です。
ベルリッツでは、多様なアクセントやコミュニケーションスタイルに慣れるために、意図的に毎回異なる国籍やバックグラウンドを持つ講師がアサインされるシステムをとっていることが多いようです。「体験レッスンの時のベテラン先生が良くて入会したのに、普段のレッスンは若い先生が多くて熱量に差を感じる」「自分と相性の合わない先生に当たると少しモチベーションが下がる」といった口コミがあります。もし合わない講師がいる場合は、我慢せずに日本人カウンセラーに相談して調整してもらうといった、受講生側からの働きかけも必要になってくるでしょう。
口コミ・レビューを紹介

スクール選びでやはり気になるのは、実際に通ってレッスンを受けた人たちの生の声ですよね。ベルリッツのレビューを調べてみると、ただ英会話を楽しむだけでなく目標に向かって確かな成長を実感している声がたくさん見つかりました。ここでは、受講生による口コミの一部をピックアップしてご紹介します。
ピンポイントでニーズに合った先生を配置していただきました。こちらの下準備はもちろん必要ですが、やりたいことお願いしたいことはしっかりできました。一度に2レッスンでちょうどよかったです。
Sさん【出典:Googleクチコミ】
マンツーマンレッスンを受けています。建物自体が上品な雰囲気で、スタッフの方もとても親切です。
私は外国の人を前にすると萎縮する傾向にあり、ベルリッツは毎回先生が変わるので不安でしたが、結果的には先生はみなさんフレンドリーで、回を重ねるごとに安心して授業に望めるようになっています。
自習もでき、重宝しています。
Yさん【出典:Googleクチコミ】
英語を母国語とする様々な国籍の先生方と話すことができ、レッスン中はテキストの話以外にも、先生方の母国の話題も聞けるので、毎回のレッスンが楽しみです。
値段は少しお高めですが、過去に通った英会話スクールよりも実践的と感じます。
Zさん【出典:Googleクチコミ】
講師の先生のわかりやすさ、フレンドリーな雰囲気が堅苦しい英語のレッスンというイメージを払拭してくれました。
目の前に得体の知れない外国人が来たら、クールに振る舞われて惨めな思いをするんじゃないかと思っていたんですが、ある先生が「We are friends! Relux!」とおっしゃってくださってレッスンに行くのが嫌々ではなくなりました。まだまだ流暢に話せるレベルではありませんが、英語を話す時の恥じらう気持ちがなくなったことが今年一年のレッスンの成果だと思っています。教室もいつも衛生的で快適、受付のスタッフの方もとても感じが良いです!Kさん【出典:Googleクチコミ】
実はベルリッツに通うことは、勉強をしているという実感はありません。
毎回レッスンで教師の方が違うので、いろいろなバックボーンを持つ人たちとコミュニケーションを楽しんでいる感覚です。対面で話すということは、言葉だけではなく、ジェスチャーや表情、アイコンタクトなども全部含めて英語のコミュニケーションなのだと学ぶことができました。Aさん(経営者)【出典:ベルリッツ公式】
ベルリッツで学習して最も良かったと思うことは、英語を話すことに慣れ自信がついたことです。
ベルリッツで英会話レッスンを受ける中で、英語はあくまでコミュニケーションの手段であり、完全に正しい英語を話すことよりもコミュニケーションをとり意思疎通できることが重要なのだと、英語に対する価値観を変えることができました。まずは話してみて、そこから自分で間違いに気付いて直したり、相手の返答の中でより良い表現を見つけたりすることが大切だと気づきました。Tさん(大学生)【出典:ベルリッツ公式】
ベルリッツの評判と検討ポイント

ベルリッツが持つ特徴について理解が深まったところで、ここからはさらに一歩踏み込んで、実際に受講を検討する際のポイントについて紹介していきます。他社スクールとの違いや、事前に知っておくべきメリット・デメリット、そして多くの方が気になっているコスト面についても解説します。ご自身の目標やライフスタイルと照らし合わせながら、ぜひチェックしてみてください。
他社英会話との比較ポイント
英会話スクールを選ぶ際、一つのスクールだけを見て決めるのは少し不安ですよね。本当に自分の目標に合っているのかを見極めるためには、他のサービスと冷静に比較してみることがとても大切です。ここでは、駅前でよく見かける大手通学型スクールや、手軽に始められる低価格なオンライン特化型サービスとベルリッツを比較し、それぞれの違いや選び方のポイントをご紹介します。
大手通学型スクール(Gaba、AEONなど)との違い
ベルリッツを検討する際、同じく駅前に教室を構える大手の英会話スクールと比較する方も多いでしょう。
例えば「Gaba(ガバ)」は、ベルリッツと同じくマンツーマンに特化しており、料金帯も似ています。しかし、Gabaは受講生が講師を自由に選べるシステムや、リラックスしたフレンドリーな雰囲気が特徴です。自分のペースで好きな講師と楽しく学びたいならGaba、ビジネス英語の学習や体系化されたメソッドで鍛えられたいならベルリッツ、という選び方ができると思います。
一方、「イーオン(AEON)」は、外国人講師に加えて日本人講師も多数在籍しているのが大きな違いです。「いきなり外国人講師と英語だけで話すのは怖すぎる」「基礎の文法はやっぱり日本語でわかりやすく解説してほしい」という初心者の方には、イーオンの方が心理的な安心感が大きいかもしれません。逆に、最初から英語漬けの環境に飛び込んで荒療治でも英語脳を作りたいならベルリッツが向いています。
オンライン特化型サービスとの違い
月額数千円から利用できるオンライン英会話(レアジョブやBizmatesなど)との比較では、どうしても価格差があります。
もしあなたの目的が「とにかく安く、毎日大量の英語を話して量に慣れること」であれば、低価格なオンライン英会話の方がコストパフォーマンスは優れています。ビジネス英語に特化した「Bizmates(ビズメイツ)」なども素晴らしいサービスです。
しかし、ベルリッツの強みは「ネイティブレベルの多国籍な講師から、細かなニュアンスや発音、非言語コミュニケーションも含めて徹底的に矯正・指導してもらえる」という品質にあります。重要な海外案件を控えている、ネイティブスピーカーとの高度な交渉があるといった場合には、プロフェッショナルな環境が整ったベルリッツの投資価値が発揮されるはずです。

メリットとデメリットを整理

ここまでご紹介してきたベルリッツの特徴を見ていくと、このスクールがどのような学習環境を提供しているのかが浮かび上がってきます。ここでは、スクール選びで後悔しないために、ベルリッツで学ぶメリットと事前に知っておくべきデメリットをフラットな視点で一旦整理してみましょう。
ベルリッツを選ぶメリット
ここまで見てきた特徴や口コミを踏まえ、ベルリッツで学ぶメリットを整理してみましょう。
【ベルリッツで学ぶメリット】
- 実践での英語脳が育つ
日本語を排除した環境で、英語を英語のまま理解し、瞬時に反応する実践的な回路を鍛え上げることができます。 - 柔軟なカスタマイズ
自分の業務や目的に直結した資料を持ち込み、明日すぐに使える英語をピンポイントで練習できます。 - 異文化コミュニケーション力の向上
多国籍な講師陣との対話を通じて、単なる語学だけでなく、世界の多様な価値観や文化背景を学ぶことができます。 - 非言語スキルの習得
対面レッスンを選ぶことで、ビジネスで重要なアイコンタクトや間の取り方など、実践的な振る舞いを体得できます。
私としては、やはり「本番のビジネス環境に近いプレッシャーの中で、実践的な訓練ができる」という点が、最大の強みだと感じます。
事前に知っておきたいデメリット
一方で、以下のデメリットも理解した上で検討することが大切です。
【注意すべきデメリット】
- 他社と比較して高額な初期費用とレッスン料金がかかる。
- オールイングリッシュの環境は、手取り足取り日本語で教えてほしい人には不向き。
- 講師を指名できないため、教え方のスタイルにバラつきを感じる場合がある。
- 予習・復習や自己学習を前提としているため、学習時間を確保する努力が必要。
これらのデメリットは、決して「スクールの質が悪い」ということではなく、「サービスが対象としているターゲット(本気で学びたい層)に向けた厳しい設計」に起因するものです。「安く、ゆるく、楽しく雑談したい」という目的の方には、ミスマッチになってしまう可能性が高いと言えるでしょう。
実際の料金は高すぎるのか

「ベルリッツは評判はいいけれど、料金が高い」という声をネット上でよく見かけます。確かに、月額数千円で毎日レッスンが受けられるオンライン英会話サービスと比較すると、ベルリッツの受講料は高額に感じられるかもしれません。しかし、その料金には明確な理由があると考えています。
厳しい基準で選ばれた多国籍なプロ講師の採用と継続的なトレーニング、145年以上の歴史で洗練されたメソッドと教材開発、そして駅前の一等地に完全個室の教室を維持するインフラ費用。これらはすべて、受講生が「短期間で確実に実践的な語学力を身につける」という目標を達成するために必要な投資です。単なる「英語での雑談相手」にお金を払うのではなく、「実践で通用するコミュニケーションスキルを鍛えるパーソナルトレーニング」の対価だと捉えれば、決して不当に高い金額ではないと考えられます。
大人向け主要プランの料金目安
では、具体的にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。大人向けの代表的なプランの料金目安を整理してみました。
【初期費用の目安】
- 入学金:33,000円(税込) ※キャンペーンで無料になる時期もあります
- 教材費:約20,000円程度(レベルやコースによって変動)
| 受講プラン | 期間・回数目安 | 総額料金の目安(税込) | 1回(40分)あたりの目安 |
|---|---|---|---|
| マンツーマン(教室/オンライン自由選択) | 6ヵ月 / 40レッスン | 約 375,600円 | 約 9,390円 |
| マンツーマン(完全オンライン) | 6ヵ月 / 40レッスン | 約 304,920円 | 約 7,623円 |
| 少人数グループ(教室・最大3名) | 24週間 / 48レッスン | 約 211,200円 | 約 4,400円 |
| Berlitz Flex(AI自己学習+オンライン講師) | 6ヵ月 | 118,800円(※入学金・教材費不要) | – |
最も自由度が高くカスタマイズが可能な「マンツーマンの自由選択プラン」は、半年間で約40万円近い投資となります。一方で、教室通学の「少人数グループ」や、オンラインと自己学習を組み合わせた「Berlitz Flex」であれば、費用をぐっと抑えることが可能です。特にBerlitz Flexは、初期費用がかからず月額2万円程度でベルリッツの高品質なレッスンを受けられるため、コストパフォーマンスに優れた魅力的な選択肢だと感じます。
費用対効果をどう考えるか
高額な費用を支払う前に、「この投資は本当に自分にとって価値があるのか」を冷静に見極める必要があります。もしあなたの目的が「とりあえず趣味で楽しく英語に触れたい」「日常会話をゆっくり学びたい」というものであれば、ベルリッツの料金設定はオーバースペックに感じるかもしれません。
しかし、もしあなたが「数ヶ月後に海外赴任を控えている」「英語でのプレゼンを成功させてキャリアアップしたい」という切実な目標を持っているなら話は別です。ベルリッツで実践的なコミュニケーションスキルを身につけることで、将来の昇進や転職による年収アップ、あるいは海外でのスムーズな業務遂行による精神的ストレスの軽減といった、受講料以上のリターン(投資対効果)を十分に期待できるはずです。また、条件を満たせば「教育訓練給付制度」を活用して受講費用の一部(最大10万円)が支給される場合もあります。
(出典:厚生労働省『教育訓練給付制度』)
教室は全国の主要都市に展開

ベルリッツは、日本全国の主要都市を中心に数十校のランゲージセンター(教室)を展開しています。東京、横浜、名古屋、大阪、福岡など、大都市圏の主要駅から徒歩圏内というアクセスの良さが特徴です。仕事帰りや買い物のついでに立ち寄りやすい立地にあるため、無理なく通学を継続できる環境が整っています。
また、教室環境にもこだわりがあり、レッスンはすべて完全個室で行われます。オープンスペースやパーテーションで区切られただけのブースで行うスクールも多い中、完全個室が用意されているのは嬉しいポイントです。周囲の目や他のレッスンの話し声を気にすることなく、間違えることを恐れずに思い切り英語を発話できる空間は、学習効果を高める上でも重要なポイントだと言えます。
対面レッスンならではのメリット
オンライン英会話が普及した現在でも、ベルリッツが教室での対面レッスンを大切にしているのには理由があります。それは、コミュニケーションが単なる言葉のやり取りだけではないからです。
相手の目を見て話すアイコンタクト、相づちを打つタイミング、身振り手振りなどのジェスチャー、そしてその場に流れる空気感。こうした「非言語コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)」は、画面越しではなかなか習得しづらいものです。特にビジネスの重要な交渉や、初対面の人との信頼関係を築く場面では、この非言語情報が大きな役割を果たします。教室で外国人講師と直に向き合い、全身を使ってコミュニケーションを取る訓練ができるのは、通学型スクールならではの大きなメリットですね。
オンラインと通学の自由な組み合わせ
とはいえ、毎回教室に通うのが負担になることもあります。ベルリッツでは、プランによっては「教室での対面レッスン」と「オンラインレッスン」を自由に組み合わせて受講することができます。
例えば、「普段は会社の近くの教室に通うけれど、今週は在宅勤務が多いから自宅からオンラインで受講しよう」といった柔軟な対応が可能です。ライフスタイルやその日の都合に合わせて最適な受講スタイルを選べるので、急な予定変更でレッスンを無駄にしてしまうリスクを減らすことができます。忙しい現代人にとって、この柔軟性はスクール選びの大きな決め手になるのではないでしょうか。
目的別におすすめの活用方法

ベルリッツは、単に用意されたテキストを進めるだけでなく、一人ひとりの具体的な目標に合わせて柔軟に使い方をカスタマイズできるのが大きな魅力です。ここでは、ご自身の目的やライフスタイルに合わせてベルリッツの強みを引き出すためにおすすめの活用例をご紹介します。
キャリアアップや海外赴任に向けた短期集中
ベルリッツの強みを最大限に活かすなら、明確な期限と目標を持った「短期集中」での活用がおすすめです。
急な海外赴任や重要な英語プレゼンが決まった場合、数週間から数ヶ月という短期間で集中的にレッスンを詰め込むことができます。赴任先の国籍に近い講師をアサインしてもらったり、実際のプレゼン資料を持ち込んで徹底的にロールプレイを行ったりすることで、現場に出た初日から堂々と振る舞える実践力を身につけることができます。これは、カリキュラムが柔軟なベルリッツならではの特権です。
将来を見据えた学生の就活・留学準備
大学生や大学院生にとっても、ベルリッツは強力な武器になります。就活英語対策としてレッスンを利用すれば、外資系企業などの英語面接で必須となる、自分の意見を論理的に英語で述べるスキルを鍛えることができます。さらに、平日の昼間などの時間帯を利用すれば、学割価格でお得に受講できる場合もあるようです。学生時代という時間のある時期に「英語脳」の土台を作っておくことは、その後の数十年のキャリアにおいて計り知れない財産になるはずです。また、ベルリッツで語学力を高めた上で本格的な留学を検討するなら、エージェント選びも重要になります。あわせて留学エージェントの目的別おすすめ一覧と選び方の記事もぜひ参考にしてみてください。
毎日の生活に英語を取り入れる習慣作り
仕事が忙しくてまとまった時間が取れない社会人には、「Berlitz Flex(ベルリッツ フレックス)」を活用した学習スタイルの構築がおすすめです。
通勤電車の中や昼休みの15分を使って、スマートフォンでAI相手にフレーズのインプットと発話練習を行います。そして週末に、そこで学んだ内容を実際の外国人講師とのオンラインレッスンでアウトプットする。このように、日々の生活の中に細切れでも英語に触れる時間を組み込むことで、無理なく学習を継続し、英語を話すことへの心理的ハードルを下げていくことができます。
受講が特におすすめの人とは

これまでの解説から、ベルリッツの受講が特におすすめできるのは以下のような方が挙げられます。
- 海外赴任、転職、プレゼンなど、英語が必要な具体的な場面が決まっている人
- ご自身の学習目的に合わせた、完全カスタマイズのレッスンを受けたい人
- 日本語の助けを借りず、実践的な環境で「英語脳」を効果的に鍛えたい人
- 対面でのコミュニケーション(アイコンタクトやジェスチャー)も学びたい人
つまり、「なんとなく英語が話せたらいいな」というふんわりした願望ではなく、「いつまでに、このレベルの英語力が必要だ」という明確な目標があり、そのために努力を惜しまない覚悟がある人にとっては、最高の環境だと言えます。
また、費用対効果の面で「自己投資の価値」を中長期的に捉えられる人にもおすすめです。目の前の出費は確かにありますが、その結果としてグローバルな舞台で活躍できるスキルを手に入れ、将来的に年収が上がったり、人生の選択肢が大きく広がったりすると考えれば、そのリターンは測り知れません。「安物買いの銭失い」にならず、質の高い教育環境で確実なリターンを狙いたいという価値観の方にもおすすめです。
総括:ベルリッツの評判・口コミ
ここまで、ベルリッツの特徴や評判・口コミの傾向について見てきました。料金が高いという声や、オールイングリッシュの環境が厳しいという意見があるのは事実です。しかしそれは、ベルリッツが「受講生に本物の実践力を身につけさせること」にどこまでも真剣に向き合っているからこそ生じる評価だと思います。
英語で考え、英語で伝える「英語脳」の構築。多国籍なプロ講師との対話を通じて得られる異文化理解力。そして、自分のビジネスに直結したカスタマイズ可能なカリキュラム。本気で英語を武器にして世界に挑戦したいと考えている方にとって、ベルリッツは心強いパートナーになってくれるはずです。
少しでも興味がある方は、気軽に教室・オンラインから選べる無料体験レッスンを利用してみることをおすすめします。ご自身の肌でスクールの雰囲気や講師の指導を体験し、日本人カウンセラーに不安や疑問点があれば聞いてみましょう。体験後には日本語でフィードバックも受けられるため、最適な学習プランを見つける際の参考となるはずです。あなたの英語学習が素晴らしい成果に結びつくことを応援しています。







