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巷では英語学習の教材や英会話教室などの情報に溢れていますが、多くの方がいまだに英語を話すことさえ難しいのが現状です。
特に英語を学ぶ最初の段階では学習法や教材選びを間違えると同じように伸び悩んでしまいますが、効果的な情報を取り入れて実践すれば英語を習得することは誰にでも可能です。
学習法や教材を選ぶ重要な基準の一つとして、「英語脳を作ることを優先できているか」というものが挙げられます。
英語脳とは「母国語のように英語で考え、英語のまま理解して使える能力」と当メディアでは定義していますが、ほとんどの英語教育者や学習者はこの視点を見落としているため本当に効果的な教材を選ぶことが難しくなっています。
そこで今回は、英語脳という観点から推奨する学習法やサービスをテーマ別に紹介していきます。
これらの学習法や教材で英語習得に必要な要素はほぼ網羅できるはずですので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
独学で英語を習得し海外を頻繁に渡航する筆者が様々な書籍や脳科学、言語学の専門家の情報も元に共有していきます。
英語脳の作り方について興味のある方は以下の記事も合わせてご覧ください。
英語脳を作るための教材の選び方
おすすめの教材を紹介する前に、教材を選ぶための基準を簡単に解説します。
教材は英語脳を作るという前提に沿ったものを選ぶことが大切です。間違った学習法の教材を使うと時間やお金をかけたにも関わらず成果を出すことが難しくなります。
大切なポイントとして、「英語のみで日本語が含まれない」「文法を勉強しない」「翻訳作業をしない」ことを意識すると良いでしょう。
また、ご自身のレベルに合ったものや、価格などもしっかりと検討しましょう。
効果的に学習するために最低限の選ぶべき基準があると教材を探す上でも役に立つはずです。
以下が教材を選ぶ上で大切なポイントになります。
テーマ別おすすめ教材一覧13選
ここからは上記の基準を踏まえた上で、英語脳を作るオススメ教材を厳選して紹介していきます。
【学習方法】:オススメ書籍3選
英語を学ぶ上で、まずは学習方法が重要になってきます。
学習方法が間違っていたら、どれだけ時間やお金をかけても成果を出すことが難しくなります。
ここでは英語脳を作るという観点からも効果的な学習法を解説している書籍を紹介します。
英語脳ドットコムおすすめの書籍は以下の記事でも取り上げています。
英語は逆から学べ!【苫米地英人】著
こちらの本は英語脳を作るというテーマにおいて確実に押さえておきたい一冊です。
著者である苫米地博士が「英語脳」という言葉を造った第一人者であり、脳科学の観点から英語を習得する秘訣を分かりやすく解説してくれています。
苫米地氏は認知科学の専門家でもあるため、脳が言語を学習するメカニズムを理論に基づいてアプローチを紹介しています。
なぜ従来の英語学習法では上手くいかなかったのか、やってはいけない学習方法、効果的な英語習得法など、英語脳を作るためのエッセンスが詰まっています。
この本の続編である実践編では脳を英語脳にチューニングするために開発された機能音源もありますので興味のある方は以下の書籍も合わせてご覧ください。
教材のクオリティとしては破格だと思いますので、筆者としてもオススメです。
留学しないで英語の頭をつくる方法【齋藤兼司】著
この本では初心者からでも母国語のように英語を習得するための方法を網羅的に解説しています。
巷では従来型の文法や翻訳などの古い勉強法が多く出ていますが、こちらは英語脳を作るアプローチが詳しく書かれている数少ない書籍の一つになります。
著者の齋藤氏は三人のお子さんを英語バイリンガルに育て、1000人以上に対して英語を指導してきた実体験をもとに話されています。
英語を学ぶ際に実践できる具体的な学習メソッドを1つずつ紹介しており非常に参考になります。
これから英語を学習しようと思う方や、伸び悩んでいる方にはぜひ一度読んで頂きたい本です。
Effortless English【A.J. Hoge】著
A.J. Hoge氏は世界的に影響力のある英語教育のスペシャリストです。
こちらの本では世界中の生徒に英語を教えてきた経験を元に効果的に英語を習得するための秘訣を具体例も交えながら解説しています。
前半部分では英語学習におけるマインドブロックについて、後半部分では効果的に英語を学ぶ方法論について書かれています。
洋書なので英語で書かれていますが、分かりやすい言葉で書かれているため比較的読みやすいはずです。また、英語脳を作るという観点からも英語で読むことは非常にオススメです。
本書も英語脳の考え方と一致する部分が多く、とても参考になります。
ご自身のYouTubeチャンネルもありますので、興味のある方はそちらの方もご覧ください。
【初心者向け教材】:Picture Dictionaryシリーズ
Picture Dictionary(絵辞典)とは、絵や写真を通して視覚的に英語を学習できる辞書のことを指します。
特に英語学習を始める最初の段階では、翻訳する癖を無くして右脳やイメージを通して英語を覚えることが大切になります。
ネイティブの子供も活用する教材なので、自然な形で英語脳や基礎的なボキャブラリーを伸ばすことができます。
上記の本にはCDも付属しているため、リスニングを通して学べるのも嬉しい点です。
これらの書籍は先ほど紹介した「留学しないで英語の頭をつくる方法」の齋藤氏も推薦しており、具体的な活用法も本の中で紹介されています。
また、以下の本ではPicture Dictionaryを英単語だけでなく文章単位で学べるので合わせて利用すればより効果が得られるはずです。
【リスニング教材】:Audible
リスニングを学習する際に特にオススメなのが、Amazonが提供しているAudibleというサービスです。
Audibleは様々なジャンルの書籍を音声で聴けるオーディオブックを利用することができます。
初心者から上級者まで幅広く楽しめる本が用意されているので、自分に合ったものも見つかりやすいはずです。
英語を学ぶとなると日本人向けの英語学習教材を探したくなりますが、実際にネイティブで使われている英語から学ぶのが一番早く効果的です。
また、外資系の金融機関での経験がある勝間和代氏はオーディオブックで英語を習得したと語っています。
お試し期間の後は月額1500円という定額制で対象作品が聴き放題のため、財布にも優しいのが魅力的です。
Audibleの公式ページはこちら【リーディング教材】:Kindle Unlimited
リーディングにおいて確実に外せないのが、こちらもAmazonが運営しているKindle Unlimitedになります。
Kindle Unlimitedでは200万冊以上の書籍が読み放題で利用できるサービスで、自分の好みの本を好きな端末で読むことができます。
洋書も多くあるので、初心者向けの小説から上級者が好む実用書、雑誌などを手軽に読むことができるので非常にオススメです。
こちらもネイティブが読んでいる本場の英語なので、教科書などのつまらない教材で学習するよりも圧倒的に楽しく効率的に英語を習得することができます。
Kindle Unlimitedもお試し期間があり、その後は月額980円の定額でいつでも解約できるので安心して利用することができます。
Kindle Unlimited の公式ページはこちらKindle専用の端末も興味がある方は以下ご覧いただけます。
筆者自身もキンドルでは洋書を紙で買うより圧倒的に安いですし持ち運びに便利なので個人的にも愛用しています。
【ボキャブラリー教材】:LingQ
ボキャブラリーを伸ばす上でオススメなのが、LingQという言語学習サービスになります。
LingQは20カ国語を習得した言語の専門家であるスティーブさんが、脳が自然に言語を学習するメカニズムに基づいて開発されています。
最大の特徴としては新しい単語を自動的に保存する機能があるので、自分の好きなコンテンツで進捗を確認しながら学習することができます。
日本人の中ではあまり知られていないですが、世界的に利用者も多い言語学習サービスです。
LIngQも無料でお試しできるプランがあり、有料版も月に1500円の定額制なのでとても良心的な価格設定になっています。
開発者であるスティーブさんのYouTubeチャンネルや、詳しいレビュー記事などは以下からご覧いただけます。
【スピーキング教材】:italki
スピーキングや実践の英会話を学びたい方はitalkiというサービスがオススメです。
italkiは世界で1000万人ものユーザーが利用している言語学習プラットフォームで、世界中の講師から直接マンツーマンで英語を教わることができます。
日本語が分からないネイティブの講師がほとんどなので、英会話や発音を学びたい方は実践的に伸ばすことができます。
講師の国籍や背景も様々なので、色々な文化やアクセントに触れながら楽しく生きた英語を学ぶことができるでしょう。
学習プランも自由に選ぶことができるので自分のスタイルに合わせて学習できますし、価格も日本の英会話教材と比べても格安で支払いも一回ごとにできるため安心して利用できます。
【英語インプット全般】
最後に、英語を効果的にインプットするためにオススメのサービスを紹介します。
無料学習サイト
ここまでの内容でサービスを選ぶのに迷っている方は、無料で使える英語学習サイトから始めると良いでしょう。
最初から高額な教材にお金を使うのではなく、自分のできる範囲で学習を進めることが大切です。
現在ではインターネットが発達したことで以前より英語を学ぶことが容易になっているので、ぜひこのチャンスを活用していきましょう。
以下の記事で英語脳ドットコムおすすめの無料学習サイトを紹介しています。
YouTube
YouTubeは先ほどの無料学習サイトとも繋がるかもしれませんが、非常に便利な英語学習の教材になります。
注意点として、チャンネルを選ぶ際には、日本語訳などで英語を解説しているものは極力避けましょう。いくら日本語で英語についての知識を学んでも、英語を習得することに繋がらないケースがほとんどです。
英語圏の方が発信している、自分の興味のあるジャンルやテーマを英語だけでインプットすることがコツです。最初はハードルが高く感じても聴き続けていけば徐々に内容が理解できるようになります。
英語脳を作るという考え方を意識すれば自ずとご自身が選ぶ教材の方向性も見えてくるはずです。
Netflix, Disney+
NetflixやDisney+などの動画配信サービスも英語をインプットする上でも最適です。
自分の好きなジャンルのテーマで英語をインプットできますし、初心者の方はディズニー映画などで楽しみながら英語脳を身につけることができます。
映画やドラマを見る際にも日本語字幕などは入れないようにすることが大切です。英語脳を作る妨げになりますので、内容が難しい場合は子供向けのものから観ていくのが良いでしょう。
英語脳をより効果的に身につけたい方は、同じドラマや映画を繰り返し見ることでリスニングや理解力も伸ばしやすくなります。
Netflixと Disney+はどちらも月額990円からのサブスクリプション制で利用することができます。
Amazonプライムはデフォルトで字幕が付いている仕様なので上記の2つを特にオススメします。
紹介した教材の活用方法
ここまで英語脳を作るための教材やサービスを取り上げてきましたが、これらを活用する方法を解説します。
最初に効果的な学習法を理解することが大切なので、上記で紹介した書籍を読むか当メディアの記事をいくつか目を通してから始めると方向性を間違えないはずです。
学習法を理解したらご自身のレベルに合う教材を使って学習していきましょう。
初心者の方などはPicture Dictionaryや簡単なリスニングから始めることを推奨します。
中級者以上や英語がある程度理解できる方は、学習のテーマや興味のある教材を自由に選ぶと良いでしょう。
どれも英語脳を作る上で効果的でお試し期間もあるものばかりなので、色々と使ってみると新しい発見があるはずです。
今すぐ実行できるアクション
最後に、記事のテーマに関して今すぐ実行できることを紹介します。
まずは記事の冒頭でも取り上げた英語脳を作るという基準に沿って、教材を選んで活用してみることを始めましょう。
巷では英語勉強法の情報や宣伝に溢れていますが、高額な教材などは買う必要ななく今回紹介したサービスを使うだけでも十分に英語を習得することが可能です。
英語や言語学習において今すぐに劇的にペラペラになれるなどの魔法はないので、効果的な学習方法を選んで継続していくことが何よりも大切になります。
英語脳を作るという軸さえあれば結果的に思うよりも早く英語を習得することができるはずです。
当メディアでも英語脳を作るためのアプローチを多く紹介していますので、ぜひ他の記事もご参考ください。
まとめ:教材選びで結果は大きく変わる
今回は英語脳を作るためにオススメする教材やサービスについて解説してきました。
以下がまとめになります。
英語学習の教材や塾などが沢山ありますが、どのような学習法や教材を選ぶかで結果は大きく変わってきます。
取り上げた学習方法や教材を使って継続すれば、英語を習得することは誰にでもできるはずです。
今回の記事も皆さんの英語学習に役立ててもらえれば幸いです。